ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2010-01-01から1年間の記事一覧

年末年始のご挨拶

年末年始のご挨拶は、控えさせて頂きます。 2010年は色々なことがあった1年でした。 個人的な事情ではありますが、8月29日に5歳年下の妹を癌で亡くしました。 検診は受けていたのですが、見落とされていたものが末期癌という状態で判り、短い闘病生…

追いかけた男

ゴルフのうまい男だった。 「上手い」というより「強い」という言葉の方が近いかもしれないゴルフをした。 なんでも、若い頃練習場でバイトをしていたとかで、一時期プロを目指そうなんて思ったことがあったと話していた。 ...しかし、間もなく結婚するこ…

この続きは...

...来年になってしまうなあ。 あたご宛でそばを食べるラウンドをしたのが、今年最後のラウンドになってしまった。 12月中にもう一回ラウンドしたいと思っていたんだけれど、タイミングが合わなかった。 結局今年は15ラウンド出来なかった。 まあ、月…

トップで右肘を...

「トップで右肘を身体から離している上手いゴルファーはいない」...ジーン・サラゼン。 今では古い化石のように思われている、聞き飽きたような名言だ。 「だって、ニクラウスのように明らかにトップで右肘が浮いていても、あれだけの実績を残したゴルフ…

天下の暴論...20

「アイアンの番手のロフトを統一しろ!」 まあ、無理でしょうけれど。 なぜならメーカーの売り文句と、ゴルファーの見栄がなくならないから。 でも、なぜこんな事を言いたいか...近頃のプロの試合を見る人の減少の原因が、こんなところにもあるだろうと思…

クリスマス・イブ

別にクリスチャンでもないし、かといって仏教徒でもないし... あえて言えば、自分が畏怖を感じる全てのものに神がいる、とでも言うのが自分の「宗教心」か。 海でも、山でも、大木でも、川でも滝でも、古い人工物にでさえ、何かしらの精霊が住む(住んで…

スポルディングのアイアン

天気と予算の関係で、なかなかラウンドの予定が決まらない今日この頃...オークションで格安のアイアンを手に入れた。 スポルディングのプロフォージド-1の3~P・Sの9本セットで、シャフトはDGのS-300。 程度は中古としては普通のレベルで、送料込…

祈り...

あれから何年経ったんだろうか... 新聞に載る事件だった。 Nさんの友人だった、Sさんが帰ってくる。 SさんはNさんの数十年来の友人であり、ゴルフのライバルでもあった。 腕はほぼ互角で、飛距離はSさん、アプローチやパットはNさんが得意と認め合ってい…

ゴルフは科学ではなく芸術である

「ゴルフは科学ではなく芸術である」...アーネスト・ジョーンズ。 アーネスト・ジョーンズは、戦争で片足を失いながらもゴルフの練習を初め、コースを72で回るようになり「Swinging into Golf」という本を出版したゴルファー。 「かってに解釈」だから…

背中伸ばして

ひでえ世の中だ 真面目に働いてるもんが報われなくて 要領が良くて口先ばっかりの奴が楽をする 長い時間かけて鍛えた技術は あっという間にいらなくなって 欲の隙間を見つけた奴が 指一本で大金持ちだ 昔だったら 「お天道様が許さねえ」奴らが 大手を振って…

また、一つの別れに

少し長い時間、帰り道で殆ど毎回立ち寄っていた店が今日で閉店する。 客席は8席。 カウンターだけの小さな居酒屋だった。 もとはと言えば、「竹葉あります」の張り紙に惹かれて立ち寄った「ゆうかり」。 竹葉を飲むために通ううちに、おやじさんと自然な会…

酒を飲む人

「朝はやっぱり寒いなあ..」という季節、スタート前に熱いコーヒーでも飲もうかとクラブハウスのレストランに入った。 その男は、窓側の席でお銚子2本目を空ける所だった。 耳まで赤くして、気持ち良さそうに熱燗の酒を飲んでいる。 (おいおい、もう酔っ…

体重移動は回転の結果だ

「バックスイングで体重が右足に移動するのは、「回転の結果」であって、「横に移動」するからではない・・・ディック・メイヤー。 (ディック・メイヤーは1957年の全米オープンチャンピオン、ツアー通算7勝。) ゴルフのスイングというものが、「軸を…

年末歩き

間もなく閉店してしまう「ゆうかり」に、もう一度行きたいという奥さんの希望で久し振りに二人で東京を歩いた。 まずは、先日パーシモンマスターズでご一緒した「YASO」さんのお店「HARE GINZA」で、カレーのランチを食べる事に。 午後1時までは混んでいる…

ブログ

ゴルフブログという形でブログを始めたのは、2008年の5月からになる。 ヤフーブログの開設が2006年になっているのは、その頃にイラストのブログでもやろうとしてとりあえず開いてみたから。 ゴルフダイジェストオンライン(GDO)でゴルフブログを開…

女王様

今月の第3土曜日に、またいつものメンバーとのゴルフの予定がある。 もう25年続いている年4回のゴルフだ。 25年前には、2組のコンペだった。 メンバーは当時スポーツジムで出会った、男7人、女はGさん一人だけの計8人。 そのスポーツジムに来ていた…

「ゆうかり」と「竹葉」

ずいぶん長い時間日本酒を飲んで来たけれど、自分の中で一番旨いと感じる日本酒は石川県能登の「竹葉」という酒だ。 まだ若かった20代の頃に、酒好きの年上の編集者に教えてもらって以来そう思っている。 一時期は酒蔵からケースで取り寄せて飲んでいた。 …

ゴルフでも攻撃が最大の防御法である

「ゴルフでも、攻撃が最大の防御法である」...ヘンリー・ロングハースト。 ピンと来ないだろう。 例えば、最終18番のロングホール。 ボギーでも、トータルスコアで自己ベストの更新になる。 グリーン手前に池があるが、ドライバーでナイスショットが出…

トラブルショットの喜び

この前の静ヒルズでのラウンドで、2回成功した「スーパートラブルショット」とでも言えるリカバリーショットの余韻を、未だに楽しんでいる。 ゴルフにおける喜びとか楽しみの中に、トラブルからの「スーパーリカバリーショット」というものがある、と以前に…

一年

もう12月か.. 毎年毎年 同じ言葉を呟く 止まれ という言葉は勿論 せめて、ゆっくり なんて言葉だって聞いてくれやしない どっちみち一年は急ぎ足で過ぎて行く だから どうせ過ぎて行く一年ならば 悲しんで置いていかれるよりも 楽しんですがりついてみよ…

じっと手を見る...

なんて、石川啄木じゃああるまいに... やっと指の痛みが薄れて来た。 この前痛めた右手の中指...調子の良かったダブルオーバーラッピンググリップで、振り過ぎて捩じれて痛めてしまったらしい。 インパクトからフォローで痛む。 特に、ドライバーやフ…

引退

これは、あるコースのオープンコンペでついてくれた、キャディーさんから聞いた話。 ...そのベテランのキャディーさんがついたお客さんの中でも、特別に印象深かったラウンドだという。 一年ほど前、4組ほどの小さなコンペがあった。 そのコンペの出場者…

いいゴルファーはフィニッシュでよろけない。

「いいゴルファーはフィニッシュでよろけない」・・・バイロン・ネルソン。 これはほとんどのゴルファーが経験しているはずだ。 上手く振り切れてヘッドが走った時には、フィニッシュで足がバタつかずにすんなりと立っていられる。 逆に飛ばそうとして力が入…

途上にて...

不思議なものだ。 20歳まで絵なんか描いた事もなかったのに、時代の流れのなかで「ものを創りたい」という不可解な欲望に押されて絵を描く世界に入ってしまった。 当然石膏デッサンもやった事のない男がこの世界で生きていけるはずもないと、「自分はとて…

37周年記念ゴルフ

まあ、何の37周年かは書かないでおきますけど(笑)。 25日がその記念日で... 奥さんが24日になって「天気が晴れなら、一ヶ月振りのゴルフに行きたい」と。 早速ネットでオープンコンペを調べて、「どうせなら遠くても評判が良くてまだ行ったことの…

第2回パーシモンマスターズ、参戦。

11月20日に開かれた「第2回パーシモンマスターズ」に参加して来ました。 参加者は全員パーシモンを使う事、というのが決まり。 自分でも、何度か金属ヘッド全盛の時代になってからもパーシモンヘッドを使った事はあったけれど、「なんて変な人」とか「…

インパクトは左の耳で聞け!

「インパクトは左の耳で聞け!」...中島常幸 この言葉は中島常幸だけが言ったものではなく、古来色々な人が「ビハインド・ザ・ボール」を理解させるために語った言葉の一つである。 普通のアマチュアゴルファーの場合、トップから少しでも遠くに飛ばそう…

パーシモンマスターズ、初参加第一報

強力な晴れ男を自負するYASOさん達が主催する、第2回パーシモンマスターズ。 漫画はあとで描くとして、楽しげでマニアックな様子を知ってもらいたく、写真で紹介しておきます。 もう既にゴルフショップなどでは「廃棄処分」されてしまうと言う、パーシモン…

柿の木で遊ぶ

明日の20日、「パーシモンマスターズ」と銘打たれたプライベートコンペに遊ぶ。 今回が2回目で、1回目の時から注目していたのだが、残念ながら1回目の開催の時は「全員ハンチングをかぶる事」という項目があったので参加しなかった。 私としては、せっ…

天下の暴論...19

「ゴルフを、トータルスコアで考えたり語るのをやめて、ホールマッチの考えででもっと自由に楽しもう!」 ええ、今回は大暴論です。 今はゴルフをやる人のほぼ100パーセントは、ゴルフを語る基準は「トータルスコア」だ。 つまリパー72に対して、いくつ…