ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

第2回パーシモンマスターズ、参戦。

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11月20日に開かれた「第2回パーシモンマスターズ」に参加して来ました。

参加者は全員パーシモンを使う事、というのが決まり。
自分でも、何度か金属ヘッド全盛の時代になってからもパーシモンヘッドを使った事はあったけれど、「なんて変な人」とか「貧乏なのか?」とか、「惚けてるんじゃない」なんて見られるのが普通だった。

それが、全員がパーシモンヘッドを使うコンペ。
1回目は参加規定が気に入らなかったので参加しなかったが、第2回の今回は余計な制限を取っ払って、純粋に「パーシモンを使う事」だけが条件になったので参加させてもらった。
主催しているのが会長の「鞍馬 仁」さんと「YASO」さんと加藤孝プロ。
今回は会長の鞍馬仁氏が急な風邪のために欠場したが、YASOさんと加藤プロがしっかりと盛り上げてくれていた。
前回はアルバの編集者に連絡して記事にしてもらったけれど、今回は週間GDの編集者に連絡しておいたが取材は無し...
力足らずで申し訳ありませんでした...こういう「普通のゴルファー」から盛り上がってくるこんなエピソードは貴重な取材ネタになるかと思うんだけどなあ。
まあ、それだけ今のゴルフの世界で「パーシモン」のウッドと言うものが小さな存在になってしまった証拠かもしれない。
中古クラブ屋でも廃棄処分するしかないとか聞いているし。

しかし、なんとか手に入った糸巻きボールを打つパーシモンの感触は、出来ればゴルフを楽しむ人全員に味合わせてあげたいくらい素晴らしい。
勿論、今の道具より飛ばないし、曲がるし、傷つきやすいし、性能も劣化しやすい...が、そこには「工業製品」にはない「人間的」な「工芸的」な美しさと感触がある。
一つのホールを「いくつ少なく上がるか」だけではなくて、「どのように美しく攻めるか」「どのように自分らしく旅をして行くか」というゴルフ本来の喜びを味わえる深さがある、と思う。

スコアや成績や...そう言うものとは関係なく、実に面白いラウンドだった。
チャンスがあれば、みんなにこれを味わってもらいたいと思う。
皆さん、参加してみませんか?