ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

間話休題(閑じゃなく)

一年振り以上の「上京」...考えると恐ろしい

銀座まで1時間もかからない、ダ埼玉県に住んでいて。俺も奥さんも東京育ちで、東京で出会って...稼ぎが少ないので「とりあえず」都落ちして「ダ埼玉住民」になった。まあ、「稼げるようになったら住み慣れた東京都内へ」と考えていたのに...気がつい…

春が来たので、贅沢言わない純米酒

先日、久しぶりに好きな純米酒を買った。 昔、行きつけの居酒屋がまだあちこちにあった頃...俺は「とりあえずビール」は、あまりしなかった。親爺に、「今日は3杯」とか「今日は4杯ね」とか言って、まずあれば「竹葉」から始めた。次の酒は親父のお勧め…

8月1日 2021年の夏

今日から8月。夏の真っ盛りとも、もう夏の終わりとも感じる暑い日々。...8月の「夏」のイメージは、学生時代の「夏休み」と重なる。 小学校の頃は、夏休みは永遠に続くような長い「学校の休みの日」というだけだった。中学校の頃は、バレーボール部の練…

疫病退散、アマビエ 様への肺炎退治祈願

諸説はあれど、日本に御坐す八百万の神々に「疫病退散」の神様がいらっしゃるのは当然だろう。このアマビエ さんというのも、伝説によると熊本方面に現れたお方らしい。...武漢肺炎という未曾有の疫病騒ぎの最中、日本各地で八百万の神々から「わしの出番…

どーでもいい話

「そろそろ、捨てるべきものを捨てなきゃなあ...」なんて、コロナ騒ぎの真ん中で動き出した。「人生なんていつ終わるかわからないんだから、その準備くらいはしなくては」とは大分前から思っていたものの、日々の流れにずっと流され続けてここまで来てし…

志村けん...「怒涛の空回り」からロールス・ロイスへの旅

志村けんが、同じ学年だとは知らなかった。俺が十一月生まれで、彼は翌年の二月生まれ...テレビでしか知らない彼は、もっとずっと若いような気がしていた。 俺のごく個人的な素人感想だけど、俺が十代から二十代の頃のテレビで人気があったものに、音楽バ…

夏の終わりの二人酒

夏の終わり。 一人飲みの酒場で二人飲みの酒を見る。 夏が終わって秋になれば一人飲みが増えるんだけど、この時期に二人飲みなら一応続く仲ではあるんだろう。 すっかり観客になったジジーには、それは羨ましいような懐かしいような。 少し酔いが回ってくる…

夏も終わりか...

8月の、夏の終わりの夕方に、一人ぶらりと神谷バーに行った。 もう行きつけの居心地の良い居酒屋が全て消えて無くなったこの身には、今更見知らぬ居酒屋の親父に話し合わせてお愛想いいながら飲むのは面倒くさくてしょうがない。 ならば昭和の時代より古く…

令和元年 8月の人の世は

8月のハンバーグ屋の店内に ひたすらスマホを弄る女一人 2019年8月の当たり前過ぎる町の風景 昔(といってもほんの2〜30年前)、マッキントッシュのおかげでパソコンが誰でも使えるようになった頃、先見の明のある人が「パソコンはいろいろ便利にし…

居酒屋料理

飲み相手がいない金がない面倒臭い体があちこち壊れかけてるそんななんだか引きこもりみたいな最近は生きてる甲斐が見つかり難いが...たまの誘いの居酒屋で思わず唸るようなつまみに出会うああこれなんだよなそんな料理に出会ったら脳細胞が洗われる俺の…

タヌキの話

もう今年も半年を過ぎた...のか。 今年のゴルフのラウンドは5回、大嵐の時の1回以外は全てヒッコリーで遊んでいる。 天気が良くなればまたヒッコリーで遊びたいが、雨がやむと今度は「クソ暑い」夏になっちまうんだよね。 仕事はほぼ毎日ゴルフのイラス…

オバサンは強えなあ...

マスターズで疲れたから、ちょっと別なお話し。 居酒屋で見掛ける「オバサン」たち...総じてそこらに居るオッサンやジーサン達より、元気で陽気で逞しい。 ...オバサン同士で飲みに来て居る人達の話しだが。 まあ、「オバサン」と行っても大体は俺より…

時代小説

最近「本」を読む人をみかけるのは、電車内や喫茶店、あるいは町の居酒屋なんかで、読む人は見かけなくなった。 若い男女や中年という男女までの、ほぼ百パーセントは本は読まずにスマホを見ている。 活字媒体が廃れるはずだよな...なんてことは、今更言…

酒が旨い季節に

白玉の歯に染み通る秋の夜の... なんて牧水が歌った季節になった。 (吹く風はもうすっかり涼しくて、夏はもう未練を残しながらも引き返せない遠くに行ってしまった。 終わった恋への未練の様に、いつまでも眩しかった季節にしがみついているのは情け無い…

頭を垂れていたって...

別に負けた訳じゃない。 残暑のきっつい太陽に、顔を背けて疲れ果ててはいるんだけどね。 あれだけ大きく風を受けていた葉だって、もうすっかり枯れて萎んでしまったけれど。 でもまだまだ気持ちだけは、大地に根を踏ん張って、ぶっとい茎で胸を張ろうとして…

立秋を過ぎて...

暦の上では8月7日が立秋。 これは中国から伝わった二十四節気の一つで、「秋に入る日」の意味。 体感的には「これから本物の真夏の日が続く」のに「もう秋」とは違和感があるけど...そもそもこの二十四節気というのは中国の季節に合わせたものなので、…

酒とゴルフの日々に...また乾杯

昨日は、ダッファさんとのヒッコリー宴会。 来るべき近い未来...「秋には宴会&ヒッコリーゴルフラウンドを、遠方のパタマンさんもご一緒にやる」と言う話を具体的にすると言う口実のお酒飲み会だ。 飲むのはダッファさん行きつけのお店「つるべ」。 私も…

ガード下のセッション

「音楽」と言うものに、昔からコンプレックスを持っている。 聞くことは好きなのに、歌えない演奏出来ない楽譜や音楽の理屈や意味が分からない。 それに絵やイラストと違って、前にいる人に直接自分の表現したいものを訴えることが出来る。 「人前であんな風…

世間じゃあ、「苦労する程味が出る」なんて言うけれど...ありゃあどうなんだろうね。 オレなんか貧乏人の出だから(自慢じゃないが今だって貧乏人だ!)判るんだけど、苦労ってのは良い味になるとは絶対に限らないんだよね。 今迄知り合って来た人間のう…

あたしは...男に負けないよ!

向こうの4人席から聞こえた言葉。 着慣れたスーツ、細くはない体格で、しっかりと黒髪を肩迄伸ばした女性が笑っておりました。 仕事も酒も、あたしは男に負けないよ。 高笑いしつつジョッキを飲み干す姿には、しっかり女性の魅力もありました。 もちろんそ…

春はあっという間に

もう、梅雨入りの声が聞こえて来るんだなあ... 一番心地よい季節なんて言う5月が、あっという間に過ぎて行く。 時が駆け足で過ぎて行くのは、十分判っているはずなのに...結局、すり抜けて行く時間を捕まえようなんて事が出来るはずも無いって事を、…

酒が旨けりゃ

とりあえず、幸せ。 「つるべ」にて、ダッファさんと一杯。 つるべのマスターに「おまかせ」の酒コース。 一杯目に、あの竹葉と同じ旨さを感じる「閃」。 そこから2杯目、3杯目、...4杯目、5杯目...(笑)。 摘みは酒に合うようにと刺身を揃えてい…

別れと・・・

夜が来るから朝が来る 冬が来るから春が来る 別れがあるからまた逢える ちっぽけな慰めかもしれないけれど 同じではいられない世界は 変わると思うから救いもある 忘れた方がいい事もあれば 覚えていた方がいい事もある 人それぞれだし 事情もそれぞれ いや…

遠い海

毎年のキャンプも今はない 長い夏休みも今はない 遠い海と遠い空 夏休みの情景は思い出の中にしか残っていない 海辺の笑い声は 記憶の中から聞こえて来るだけ 海を吹く風は ここまで届いて来てくれない (ブログ「人・酒・旅」より)

別れの話

とある 一世を風靡したゴルファーの 別れのニュースを聞いた 人は誰も 若く華やいだ時を過ぎ 一緒に老いて行くものだとしても あまりに華やかな一つの時代を持った男の その後の人生を悼む しかし 彼の表した「明るさ」は それを見た事のある者全てに 光を分…

いつだって

こんなはずじゃあなかった できるはずだった 練習もしたし いいイメージだって あったんだし 心も折れなくなったんだし 諦めない 我慢する 粘る 耐える ああそれなのに それなのに (ブログ「人・酒.旅」より)

変わるものと変わらないもの

人はどこからかやって来て わずかな時間だけ生きた後 間もなくどこかに去って行く 砂丘には そこにいた人の名残のリヤカーが朽ち果てて ボロボロになって佇んでいる その向こうに見える海は 思い出す限り変わらずに 空を映して青く輝く 俺も一瞬で年を取り …

やせ我慢とから元気

意志が弱くて 勇気もなくて 決断力もなく 意気地がなくて 根性なんか当然なくて 肝が据わるなんて縁がない かっこが悪くて 頭も悪くて顔も悪い 愛嬌もなければ 愛想も無い 機転も効かずに 知恵も無い 無い無い尽くしの 俺たちが やっと絞り出せるのが やせ我…

結局ね

良かったのか 悪かったのか 長い時間が経つと そんなに変わりはなかったと 思えるようになるみたい ただね その過ぎて行く時間が 長すぎると感じるのか あっという間と感じるのか それが問題なんだけどね (ブログ「人・酒・旅」より)

二月の風

二月の冬の風が 背中から自分を吹き抜ける 汚れたものを自分の中から吹き飛ばすように 身体を風が吹き抜ける もうすぐ春だ なんて浮かれているんじゃない もう二月か なんて焦っているんじゃない お前の冬をしっかり生きろ なんて 冷たい風が言っている (「…