ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

柿の木で遊ぶ

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明日の20日、「パーシモンマスターズ」と銘打たれたプライベートコンペに遊ぶ。
今回が2回目で、1回目の時から注目していたのだが、残念ながら1回目の開催の時は「全員ハンチングをかぶる事」という項目があったので参加しなかった。
私としては、せっかく「パーシモンを使う」というのが目的で集まって遊ぶのに、わざわざその門を狭くするような決まりが納得出来なかった。
パーシモンを使いたいという人達がなるべく沢山集まって欲しい、ということならもっとオープンにするべきだと思っていた。(勿論そうして集まった人たちの中で、服装も揃えようという人たちがまた仲間を作ってコンペをやっても、もそれは構わないのだけれど。)

それで今回の2回目にお誘いを受けたとき、「「ハンチング」という項目をとってくれるなら」とお答えしたら「それなら、その項目はなくします」と即答して頂いた。
そうなるとパーシモンでゴルフをする事に何の問題もなくなったので、今回の参加という事になった。
新機能と性能を競い合う現代ゴルフ道具に背を向けて、クラシックな世界を楽しもうという人が20人ほど集まるとの事。
本当はもっと沢山の人にこんな世界を楽しんで欲しいのだけど、時間がこの優雅な遊びを完全に過去のものにしようとしている。
時の流れは、本来のパーシモンの威力を味わう事を不可能にしようとしているのだ。

それはボール。
いくら柔らかいソフトフィールのボールであっても、昔の糸巻きボールに比べるとそのパーシモンヘッドに与える衝撃は比べ物にならないくらい強いんだそうだ。
一番柔らかいボールでもパーシモンが割れる可能性があると、昨日ショップの人に言われた。


幸い私は親切な友人から未使用の古い糸巻きボールを頂いたので、それを使おうと思うが...本質的な意味で言うと、そのボールを使っても本来の糸巻きボールとパーシモンの「昔と同じ」ゴルフを楽しむ事は出来ないだろう。
糸巻きボールというのは、簡単に言うと芯の上に糸ゴムを何十にも巻き付けて作ったボールの事。
そのため、使われていた当時から「糸巻きボールの使用期限は作られてから1年くらい」と言われていた。
それ以上の時間が過ぎると糸ゴムが劣化して、インパクトの衝撃で切れたり、遍芯したりする、と。

それを考えると、今の糸巻きボールはもう作られなくなってから10年以上経っている...
とても本来の性能を期待してはいけない状態になっているだろう。
だから楽しめるのは、パーシモンと糸巻きボールの「インパクトの感触」。
自分はこれが味わいたくて、明日はナリタゴルフコースに行く。

ただ個人的な問題は...昨日から風邪を引いちまった(泣)。
鼻水とくしゃみで、今現在ボロボロ...鼻かみ過ぎて、鼻の周りが赤剥け...今はティッシュの箱を抱えて動いている。
くそ~
明日までには根性で治さなきゃ...