ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ヒトコマ漫画

負けドラゴン...戦士の休息

案内された6人用の雑魚部屋には、先客が5人。明るくはない照明に下に、ボロボロに傷つき疲れた顔の、同年輩の負けドラゴンが五人。それぞれの力のない目の先に、甲斐甲斐しく世話をするカンゴシという名の天使達。腑抜けて汚く、いじけて臭い老いたドラゴ…

こんな世の中になろうとは...

...なんて光景が、盛り場の裏のあちこちで見られるようになる。んで、引っかかったおっさんは場末の薄暗い部屋に連れて行かれて、なんだかちょっと色っぽい看護婦崩れのオバさんにブッスリと乱暴になんだか得体の知れないものを注射される。「はい!これ…

令和なんだってね

5月から始まる新しい時代は「令和」に決まった。 「平成」になった時の、「へーセー?」という響きのなんとも拍子抜けした脱力感に比べて、「れいわ!」という響きにはなんとなくしっかりした重みを感じる。 元号というのは実際の生活においてほとんど使う…

オモエバ(オモワナクテモ)トオクヘキタモンダ

あと二日で「平成」って時代が終わるんだと。 (あ、正式には元号発表が明日で、次の時代は5月1日からね...なんだか気持ちは明日で終わりだけれど) 「昭和」から「平成」になった時、「ああ、古い時代から新しい時代に変わるんだな」なんて思った部分…

天気とゴルフ

雨の季節に入ったから、改めて思う。 「あなたは、ゴルフをどんな天気でも、どんな季節でも楽しめるか?」。 俺の気持ちは、変わって行った。 ゴルフを始めた頃は(30代半ば)、どんな天気でもやるのがゴルフ...周りでゴルフをする人が一人もいなかった…

練習

練習行かなくなったなあ... 何球でも、気が済むまで・納得できるまで打たなくちゃいられない、なんていう「飢え」みたいなものがなくなっちまったんだよなあ。 もちろん、練習しないんだから良いスコアが期待出来る訳じゃあないけど、練習しなくたって悪…

結局、パットだ!

小平が勝った試合も、決め手はワンピン前後のパットだった。 小平は決め所で入れ、相手は外した。 ゴルフを始めた頃、マスターズをはじめとするメジャーで世界一流のゴルファーたちのショットが、あまりにピンに絡まないのを不思議に思った事がある。 ゴルフ…

それに比べて...

ケーブルテレビのゴルフ専門チャンネルで見ているアメリカツアーは、4月5日からいよいよマスターズ。 アメリカツアーは10月から始まって9月に終わるという、我々にとってはちょっと変則的な感じだけど、4月のマスターズがシーズン真っ盛りで、7月の全…

タイガー復活?

タイガーが久しぶりに優勝争いをした。 バルスパー選手権最終日、5年ぶりの優勝を目指したが1打及ばずの2位。 ショット・パットの調子は戻って来たようだが、どうだろうか? まだまだ多いタイガーファンにとっては、まさに「春の訪れ」となっただろうけれ…

誘惑と罠

ゴルフの魅力ってのは「飛距離」である、ってのは世のゴルファーの九割以上が納得する事実だろう。 子供の頃からゴルフに触れることのできた人の気持ちはわからないが、俺のように30半ばで初めて「ゴルフ」なんて代物を体験した人たちは、まずその当たった…

ゴルフの面白さとは?...2

こんな話は滅多にないこと...だから記憶に残り、ずっと後まで話の種になるんだけど。 舞台は1995年のシネコックヒルズ、第95回全米オープンだ。 ラフとブッシュが非常に厳しく、あのタイガーウッズが「アマチュアで全米オープン初挑戦」というのに…

ゴルフの面白さとは?...1

これはプレーする面白さはもちろん、「観る」ことの面白さも含めてのことだけど。 ゴルフに初めて触れた頃の話。 ゴルフで最初に感じる「魅力」「面白さ」ってのは、まずはあの飛距離だろう。 なかなか棒切れの先に着いたあんな場所にはちゃんと当たらないだ…

タイガー、カムバック!

今年、タイガーがツアーに本格的に復活するか? に注目が集まっている。 あのスキャンダル以来、故障とイップスに悩まされて成績が急降下し、ツアーでその姿を見ることが激減したタイガーだが、このまま消えてしまうのはちょっと情けない。 普通なら十分すぎ…

ゴルフスタイルと人生

「ゴルフ=人生」なんて、世間ではよく言うけれど... ゴルフ場で起きる出来事は、それも「えっ?」という様なアンラッキーな出来事は、自分のこれ迄の人生に照らし合わせると笑っちまうくらいに思い当たる出来事が、確かにある。 そして、その人のプレー…

テレビ中継のつまらなさ

ここ数年、いや、もう十年以上か...すっかり日本ツアーのテレビ中継を見なくなった。 いや、それも違う...「日本のテレビ局」のゴルフの試合中継を見なくなった、と言うのが正しいだろう。 メジャーの試合も全てケーブルテレビのゴルフチャンネル・ゴ…

復活、逆転、あるいは再挑戦

比類無き栄華を極めた者も、やがては落ちぶれて行く時が来る。 並ぶ者無き強者も、やがて敗れる時が来る。 あるいはいくら望んでも夢がついに叶わなかった挑戦者が居る。 お話は普通これで終わるのだが、「to be continued」の看板を決して下ろさずに掲げ続…

努力は報われない...が、

現実は、道徳の教科書通りになんてなりやしない。 凡人の必死の努力なんてものは、才能とセンスと環境と金に負けるのだ。 ただし、十年~二十年程度の数字減少競争に置いて、の話だが。 その理由は、才能とセンスと環境と金に恵まれた者だって努力はするから…

うそ

「ゴルフで上達するにゃ「心・技・体」の三拍子が必要だ」なんて事が昔から言われているけど、はっきり言ってありゃ嘘だ。 「上達する」って事が、「スコアを少なくする」って事に限った話だけどね。 いいかい、ゴルフのスコアを少なくする為に必要なのは「…

night and day

夜も昼も...ちょっと意味は違うんだけどね。 夜討ち朝駆け...これも、ちょっと違うなあ。 朝から晩迄...これも違う。 まあ、ゴルフで言えば、「日が上る前から日が沈んだ後迄」って事。 まだ暗いうちに星を見ながら家を出て、日が沈んで暗くなって…

イシカワのゴルフ

バーディー数が多いのに、とんでもない大叩きも多い。 連続バーディーをとっても、すぐに簡単にダボやトリを打つ。 優勝争いには全く関われず、毎試合予選カットばかりが気になるスコア。 実際に予選落ちを繰り返し、アメリカツアーのシード権を5年目で失っ…

「300y も 1mも」...?

同じ一打に変わりはないし...てな事は、ゴルフ始めるとすぐにみんなに言われる事だろう。 真実ってば真実だけど、嘘って言えば嘘みたいなもんだ。 ゴルフってのが、スコアカードって言うものに書き付けた数字だけの世界だったら、これは間違いなく真実。 …

ご意見番

タイガー・ウッズ以来、試合中に感情を露にするプロゴルファーが増えた。 別に自分が立派なゴルファーって訳じゃないのは自覚しているから、偉そうな事は言えないんだけど、プロで強いヤツが失敗した事をクラブや自分以外の何かの所為にして怒ったりするのを…

Don't think! Feel.

まあ、有名な言葉だよな。 あのブルース・リーの「燃えよドラゴン」の中の台詞だが。 しかし、私が始めた30年以上前のゴルフでも、すでに極めてメカニカルでデジタルテイストな方法が上達の一番の近道とされていた。 つまり、シンプルで再現性の高いスイン…

スコアは結局パット次第

石川の運命を決める最終日は、大荒れの天候の為に一日順延となった。 だが、三日目迄の成績でシード権を獲得出来る迄伸ばすには、それこそ奇跡が必要になる順位。 ゴルフの神様の悪戯心が無ければ、不可能だ。 松山は、最後のシングルスでJ・トーマスに「や…

マッチプレー

「いくつで回った?」 「何オーバー?」 「100切った?」 「70台?」 何人か集まってゴルフに関する話題になると、必ず出て来るのがそうした話題。 スコアカードの数字...つまり、ゴルフコースと言う遊園地で、何回ボールを引っ叩いたかと言う数字の…

タイガーの落日

タイガー・ウッズと言う、ゴルフ史に残る天才ゴルファーの落日をこんなに早く見ることになるとは正直思っていなかった。 アマチュア時代から名前の知れ渡っていた天才ゴルファーは、黒人とアジア人の混血と言う事でずっと注目していた。 プロデビューした1…

大砲一発!の魅力

ゴルフってヤツに始めて触れた時、一番衝撃を受けたのは何だった? 俺はまともにボールが当たったときの、その飛距離に驚いた。 当時は糸巻きボールにパーシモンの時代だったけれど、練習場でクラブの握り方と一応の振り方を教えてもらってから打ったボール…

守るか攻めるか

ゴルフの世界でよく言われる言葉。 「守りのゴルフ」「攻めのゴルフ」「攻めまくる」「守りに入る」。 この「守る」も「攻める」も、何に対してなのかと言うと、スコアカードに書かれている数字。 一般的に使われる意味は、「攻めてばっかり」は考えも無しに…

電波芸者とプロゴルファー

「プロ」の肩書き持ってるならね。 電波芸者で金稼ぐより、ザ・オープンを目指して欲しい。 だって、ゴルフってある意味もの凄くフェアだ。 もしこれからの毎ラウンド必ず3アンダー出し続ければ、必ず世界1になれる。 二日間で6アンダーなら殆ど全部の試…

「自分を殺してやりたい」と言った男

全米プロの決勝ラウンド、3日目を見てはいたのだが...どうにも疲れてしまった。 松山の応援をしてはいるのだが、俺は彼のスイングリズムが嫌いなのだ。 一球一球、アドレスに入ってから打つ迄に10秒以上かかり、特にクラブを静止させてから始動する迄…