ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

結局、パットだ!

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小平が勝った試合も、決め手はワンピン前後のパットだった。
小平は決め所で入れ、相手は外した。

ゴルフを始めた頃、マスターズをはじめとするメジャーで世界一流のゴルファーたちのショットが、あまりにピンに絡まないのを不思議に思った事がある。
ゴルフを始めて2~3年ほどの自分でも、1ラウンドに何回かはショートアイアンやウェッジならベタピンのショットが出るのに、世界中から選ばれた超一流の超名手たちがなんでショートアイアンでピンに絡まないのか?と。
やがて少しゴルフを知ってくると、グリーンの状態やライや風やレイアウトで短い距離でも決して易しくはないという理由がわかってはくるのだが...

名手とは言え、ゾーンに入っている者以外はベタピンは続かない...しかし優勝争いに加わっている人たちは誰でも、ミスしても10メートル前後には必ずつけてくる。
例え難しいラインであっても、それを入れて勝つのが二クラスでありワトソンでありタイガーであり、スピースだった。
松山の初勝利も1ピン以上の距離を入れたわけだし、小平も相手よりはるかに長いパットを入れて勝った。

パットを得意としてないプロが勝つには、圧倒的な飛距離でパー5を2オンしてバーディーやイーグルを積み重ねて大差をつけて勝つしかない。
例えばD・ジョンソンや、マキロイ、B・ワトソンのように。

スコアをつくるにはパットが一番大事...もちろんゴルフを楽しむ人全てがそれを知識としては知っている。
だけど、知ってはいても我々レベルのゴルファーが一番練習しないのがパット。

(そういう俺もテレビで見ていても、練習しない。
パットっていうのは水もので、この前入ったとしても今日入るとは「絶対に」限らない...そんなゴルフの神様の言葉が、昔俺の頭の中に聴こえたのだ。
つまり俺のゴルフでは、パットなんてのは神様まかせ。
神さものご機嫌が良い時には入るし、ご機嫌が悪い時には何をやっても入らない。)

で、何が言いたいかっていえば...パットが上手くなる事がスコアをよくする一番の手段だ...ていうのはアマでもトッププロでも、ゴルフの真実で真理で間違いない。
たとえメジャーの試合だって、ショットの良い者じゃなくてパットが入った者が勝つんだから。
だから、みんなも何より一番パットの練習した方がいいよ。



俺は、パットは神様まかせだからやんないけど・・・・って話。