奥さんは一つ年下で、今日から半年は同い年。
偶然や特殊な事情が重なって24歳(奥さんは23歳の時ね)で結婚してから、もう50年になる。
...思えば随分長い時間が過ぎたものだ。
金無く才能無く、ついでにコネも人望も愛想もない俺が、こんなに長くフリーのイラストレーターなんていう浮草稼業を続けて来れたのは...ちゃんと考えると(ちょっと考えても、ダナw)、ただただ奥さんの頑張りに助けられた事が大きかったデス。
感謝感謝で頑張らないといけないのに、俺は生来の怠け者。
手の掛かる仕事から逃げて、楽な仕事で遊ぶことばかり考えて来た。
(だからお金も残らないし、名前も残らない。)
今考えると、長い間生活してこれたのは殆どの場合奥さんのおかげ...「あなたは私じゃなかったら絶対生きていられなかったわよ」なんて言われると、「はい、おっしゃる通りでございます」なんて...しっかり分かっていますから。
よく二人の娘を育てあげ、よく笑う家庭を作れたのは確かに奥さんの力デス。
その天然ボケの有り難みは、フリー稼業の不安定さを幾度となく救ってくれました。
ホントにアリガトね。
今面白く生きてあるのは、みんな奥様のおかげです。
非常に・しっかり・ものすごく、心から感謝しております。