ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

春が来たので、贅沢言わない純米酒

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先日、久しぶりに好きな純米酒を買った。

昔、行きつけの居酒屋がまだあちこちにあった頃...俺は「とりあえずビール」は、あまりしなかった。
親爺に、「今日は3杯」とか「今日は4杯ね」とか言って、まずあれば「竹葉」から始めた。
次の酒は親父のお勧めの純米酒
いいツマミがあったら合計何杯になるかは決めなかったけど...シメは超辛口の「船中八策」となることが多かった。
この酒の「超辛口」具合が、なんだか最後に気持ちをスッキリさせると感じていた。

...今はそんな居酒屋も、みんな閉店になったり親爺が亡くなったりして消えて行き、旨いツマミに出会う事も純米酒に酔う事もすっかり無くなってしまった。

おまけに太り過ぎだとか尿酸値の上昇だとか、ジジーになるに従って日本酒よりも健康に「マシ」と言われる焼酎中心の晩酌に妥協して来た。

が、一升瓶で千円という埼玉の「米一途」という純米酒は、まあ安くて自分には合格点という事で「たま」に飲んでいた(ツマミに安い魚介類が食べたい時用ね)。

で...この前近所のスーパーに行ったら、あの超辛口の「船中八策」が3千円...懐かしくてつい衝動買いしてしまった。
やっすい青魚の刺身やイカの塩辛なんかのツマミでも、この酒なら少し贅沢な気分になれそうだ。


で...で...世の中、梅は咲いたが桜はまだ蕾。
コロナに花粉症で、「清々しい春」なんて「どこの話だ?」という世界に、どこかの独裁者が核をチラつかせて狂気の戦争仕掛けてやがる。
(...ゴルゴ13の連絡方法はなんだっけ?)

春だってのに...
本当に、春だってのに。

 


(そういえば、ネットで「今年卒業する中・高生は、そのほとんどがマスク生活で、卒業アルバムで初めて顔が判った」なんてのが笑い話で無く話題になっているんだとか...)

 

...まさか、こんな時代になるとはなあ...