ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

酒とゴルフの日々に...また乾杯

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昨日は、ダッファさんとのヒッコリー宴会。

来るべき近い未来...「秋には宴会&ヒッコリーゴルフラウンドを、遠方のパタマンさんもご一緒にやる」と言う話を具体的にすると言う口実のお酒飲み会だ。
飲むのはダッファさん行きつけのお店「つるべ」。
私もここはお気に入りで、昔の様にしょっちゅう都内で打ち合わせや〆切があった時代だったら、実に居心地の良い「行きつけ」の店になっていたはずの居酒屋だ。
何より日本酒についていつも勉強していて、客に「美味い!」「旨い!」と言わせる為の勝負をして来るのがいい。
以前御徒町にあったお気に入りの店...利き酒師でもある店長が「今日は何杯で?」と聞いて来て、「3杯」とか「4杯」とか答えるとその3杯・4杯で酒をいろいろ替えてストーリーを作ってくれる。
もちろん最高に旨い時もあれば、「これ違うだろ?」なんて時もあって実に楽しい。
大体我々普通の酒好きが、毎年出来て来る沢山の純米酒の中から一本一本飲み比べて「あれが旨い」とか「これがいい」とか判断出来るはずが無い...真面目にやってたら金も続かないし、その前にアル中になって肝臓壊しちまう。
だから殆どの自称「酒が判る」とか「酒に詳しい」なんて連中は、名が知れて一定の評価を得た酒を通ぶって推すようになる...酒なんて毎年味が違って、いきなり旨く「化ける」酒もあれば、「ひでえ!」「こんな味になっちまったか!」なんて悪くなる酒もあるのに。
それをこうした店の主人が、毎回仕入れた酒の味をチェックして「今年はこの酒が旨くなりましたよ」とか「これが今は旨いです」なんて教えてくれるのは実に有り難い。
「つるべ」の主人は、今回は「3杯コース」を設定してくれていた。
まずはあの竹葉に似た「端麗辛口」純米酒、それから荒っぽい「斬九郎」、そしてちょっと味の濃い辛口純米酒...だったっけか...「正直酒の名前を覚えていない」(笑)。
酒の名前覚えるより、旨いんで飲むのにばっか集中してた(笑)。

まあ、その間に「甘酒のみのダッファ」さんに辛口純米酒の旨さを教育してあげたり、店主が純米古酒を御馳走してくれたり...

楽しい時間をたっぷり過ごしている間も、ヒッコリーラウンドのコースは何処がいいか、とかあと一人ヒッコリーでラウンド出来て酒も楽しい人は誰かいないか、とか...この件はダッファさんが後でまとめる事になった(我こそはって言う人が居たら申し出てね)。

で、その後彼がどうしても紹介したいと言う、女性が一人で頑張ってやっていると言うフランス料理の店に...行こうとしたら「今満席」と言う事で、やはり彼のお気に入りの若い男性が一人でやっているバー「クリフ」に。
ここで酔っぱらいダッファさんがクダを巻いて時間を過ごし、「とげ丸」と言うフランス料理の小さな店の席が空くのを待って、やっとお店に。
ホワイトタイガーさんの境遇に似た魅力的な店主の洒落た料理に、ワインを飲んで...ダッファさんが沈没寸前になった所でお開きになったのでありました。

最後のワインを除いて、この日は旨い端麗な酒ばかりを飲み続け...今日も二日酔いも悪酔いも無く目が覚めて。



昨日の酒は美味かった。
...そういえば、つるべで二人しみじみと言ったっけなあ...

「こんな年になって、まだ旨い酒が飲めてゴルフが出来て...我々はいい人生なんじゃないですか?」