ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

やっぱり俺はO脚だ

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運動不足解消のための(あわよくば筋トレ兼ねて)一本歯下駄散歩は、週3~4回やっている。
大体3千から4千歩ほどだから、自分で考えてる数だと1万歩以上の運動になっているのではないか...

今でもこの下駄は家の近所から履いて行かないで、車で公園や河川敷まで行って、そこで履き替えるようにしている。
この一本歯下駄は高さが13センチ弱あるから、自分が履くと身長が大谷クラスになっちまうので、目立ちすぎるのだ。

なるべく目立たないようにひっそりと歩いているつもりだが、この下駄はどうもそういうところで歩いている高齢のご婦人には興味の対象になるらしく、よく話しかけられて困っている。
曰く「まるで天狗様じゃ!」「あらあら、よく歩けるもんだねえ」「すごいねえ、転ばないの?」「昔は私も下駄履いてたのにねえ」

男性はチラッと見て「お?」という顔はするが 、ほぼスルーしてくれる。
何人か話しかけてきた男性は、「それ難しいんでしょ?」とか、「捻挫しません?」とか。
一度だけ、少年サッカーチームの若い男性コーチが話しかけてきて、「それはいい運動になりますか?」「常に筋肉が働いていますものねえ」「バランスや体幹が凄く鍛えられそうですね」とか。
選手たちにやらせたほうがいいかどうか、考えてるみたいだった。

歩くのにはかなり慣れて来たが、やはり怖いのは捻挫。
前後の傾きは問題な無いが、横に傾斜している地面ではかなり神経を使う。
まだ転倒は1回だけだが、常に緊張感が欠かせない。

歯の差し替えとゴムのソールを付け替えてから2ヶ月弱だが、ゴムのつけソールがかなり磨耗して来た。
写真の通り、俺のガニ股のせいで右端が減って来て、木が地面に当たるようなった。
このゴムソールは、歩いている時の木の地面に当たる「カラン・コロン」という気持ちの良い音がしなくなる代わりに、木だとすぐに現れてしまう「片減り」をよく防いでくれる。
磨り減ったゴムソールは自分でも付け替えられると言うので、替えを注文して到着を待っている状態。

今の一本歯下駄でいちばんの問題は、締め直してもらった鼻緒のキツさ。
足の親指と人差し指が変形するくらいキツイ。
指の股の間いっぱいに押し込まないと痛くて履いていられない。
ただ無理やり指の股いっぱいに押し込むと、足と下駄の一体感が素晴らしく、歩くことが凄く楽になる。
調整を頼む前に緩めの鼻緒の時には、油断すると足の動きと下駄の動きに誤差が起きて、危ない場面は結構あった。
なので履いているうちにもう少しだけ緩んで足になじむのを待っているんだが...なかなか上手く馴染んでくれない。


さて、暑くて直射日光の下を歩きたくは無いので、夕方になってからなるべく木陰のある場所を探して、今日もこの一本歯下駄で歩いてみるか...