ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

大分歯の部分が削れて来た

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三日に一度の割合で一本歯下駄での散歩を続けている。
これを履いて歩くと、本当に腰・太腿・ふくらはぎ・スネ・足首・足指の筋肉が使われているのが判り、多分普通の靴の散歩の3倍は運動になっているはず。
歩くのはかなり慣れて来て、普通よりは歩幅が狭くなるが舗装された道では全く普通に歩ける。

転倒はまだ一度も無いが、捻挫しそうな危ない場面は何度もある。
一番多いのは未舗装路で(土の上)、歯が急にズブッとめり込んでしまいバランスを崩してしまうケース。
地面が固く見えていても、体重90キロがこの一本の狭い歯にかかっているので安心は出来ない。
バランスを崩すと、持ちこたえようとするもう一方の足も地面についた時にめり込んでしまう事が多く、あわや転倒と言うシーンは結構ある。
これは、雨の後の土の道や草むらには入らないと言う事で気をつけている。
もう一つは微妙に右左に傾斜している舗装路の凸凹で、言わばハイヒールの女性が足首を捻る様な形でグキッとなりそうになる事...一本歯の接地面積が狭いので意外に小さな凹凸が大きく影響する。
でも、この安心出来ない・気を抜けない、という事が良い緊張感と運動不足解消に役立っているんだと思う。

歩く事には慣れて来たけど、やはり止まる事は(じっと動かずに立つ事)難しい。
常に小さく動いていれば大丈夫だが、双眼鏡で鳥を見るときなどはそうも行かず...片足のつま先を接地させて安定して止まれる様にしている為に、つま先も少し削れてしまった。
(実際に止まってゆっくり双眼鏡で鳥を見たい時などは、両足とも下駄を脱いで裸足で見る様にしている)

今は買ったときより歯が1センチくらい短くなって、鼻緒も少し緩んで来ている。
これは、「買った店に送れば安く歯の入れ替えと鼻緒の調整をしてもらえる」と言うので、近々(冬の間に)送る予定で居る。
なにしろ、裸足で下駄を履くにはもうじき寒くて冷たくて不向きな季節に入ってしまうし。
まあ今の所は(今日も)我慢して、どこかの公園を裸足で下駄履いて散歩して来る。

この一本歯下駄で散歩した後の軽い筋肉痛は非常に心地良い。
もっと目立たなければ近所でも毎日歩きたいんだけどねえ...