ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

一本歯下駄・初転び

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月曜日に、「丘のある公園」に一本歯下駄の散歩に行った時の事だった。
いつかはやるだろうと覚悟していた、一本歯下駄初転倒をやらかしてしまった。

この日の散歩コースは、ちょっとした丘があって一本歯下駄での「上り・下り」でより筋肉を使えるというコース。
公園の平地をぐるっと一周歩いた後、丘の麓に行ってまず未舗装の踏み跡が続く「直登ルート」を一気に登る...短い距離とは言っても一本歯下駄での「登り」は結構きつい。
3分の2ほど登ったところで息は上がってゼイゼイハーハー...
未舗装のため一本歯下駄では足首をひねりやすいので、直前の地面をよく見て一歩一歩休みなく登る。
足首の左右への捻挫に気をつけていて、なるべく左右への傾きのない場所に足を置く。

もし左右への傾きに捕まって足首をひねるような場合は、抵抗せずにバレーボールの回転レシーブのように膝から順に落として回転するイメージは常に頭に置いている(回転レシーブのような動きは実は得意なのだ)。

ところがこの時は、右足の歯が急に何かにハマって動かなくなった。
「あ!」と思って、左足を一歩踏み出してこらえようとしたが右足が抜けない!
いやもおうもなくそのまま前方にバッタン
登り坂だったので、見ていたうちの奥さんは顔を地面にぶつける勢いだったように見えたとか...

とっさに両手をついて支えたので、倒れはしたが服を汚すような転び方はしなかった。
が、左手のひらには小石が食い込んで2箇所出血。
そして今や90キロの我が身を腕力で支えたために両腕の上腕の筋肉が悲鳴をあげた。
(今でも左の上腕の筋肉が力を入れると痛い)
一本歯下駄は上り下りの動きには強いと感じていたので、前や後ろに転ぶ事に対するイメージは持っていなかった...ちょっと油断していたかも。

やはり一本歯下駄...このまま転ばないで行けると思っていたが...ちょっと甘かった。
使っているうちに、歯が(歩き方が悪いために)片減りが酷くなって不安定になっているし、鼻緒が緩んで来て足にぴったりしなくなって来ている。 
一年くらい経ったし、近々鼻緒の締め直しと歯の交換に出そうと思う。

もう一本歯下駄の散歩に最高の季節になっているしね。
直したら、また履いて歩くぞ~!