ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

やっと今日は歩けるけれど

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ここの所の雨降り続きで、一本歯下駄での散歩が出来なかった。
歩き続けてみると、一本歯下駄での散歩は普通の靴での散歩よりずっと体中の筋肉を使っているのを実感している。
例えば同じ5千歩歩くにしても、体中の筋肉の疲労が違うのだ。
それはふくらはぎや太腿や腰回りの筋肉もそうだけど、何時でも無意識にバランスをとっている事で所謂体幹の強化にも役に立っているんじゃないかと思う。

一度この長雨の中の一日、無理にでも下駄で歩こうと思ったがあまりの寒さに決行出来なかった事があって、この下駄で冬になっても散歩が続けられるか不安がある。
昔の人が普通に下駄を履いていた時代には、多分皆冬は足袋を履いていたんだと思うのだが...俺自身足袋を最後に履いたのは一体何十年前だろう?
もちろん手持ちの足袋なんて無いし、足袋をはいて下駄を履くなんて事は経験が無い。
かすかに残る昔履いた足袋の記憶は、和服の袴に合わせた草履を履く為だったと思うんだけど。

今日は久しぶりの晴れ間なので、これから普通に裸足で下駄を履いて歩くつもり。
今日の温かさなら問題ないけど、本当に寒くなったら(足袋を履くにしても)歩けるだろうか。
まず寒さの問題で、足指の凍えとかで感覚が無くなり足指で鼻緒を掴む事が出来なくなるのではないか?
そうなるとバランスが取り難くなり、捻挫や転倒の心配が出て来る。
そして、地面が凍ったり、あるいは氷が張ったりすると靴よりずっと滑りやすくなって危険ではないのか?
それを考えると、冬の間も一本歯下駄での散歩を続けられるんだろうか?
そして、寒い風の中下駄を履いて歩く根性があるのかどうか?

それでなくても近所を一本歯下駄を履いて歩くと目立ってしまうので、今は家から離れた公園や川縁を歩いているけれど、真冬になって裸足で下駄を履いて歩いていたら、きっと「狂人」や「変人」扱いされるんじゃないだろうか?

まあ、今だってあまりまともとも思われていないかもしれないけれど、これ以上悪目立ちするのも嫌だし、困ったもんだなあ...