ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2017年忘年会 in 地元

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「友がみな 我よりえらく見ゆる日よ...」なんて啄木の歌がちらつく12月。
地元近辺の若き友方に誘われての忘年会が「あかさたな」と言う、みずお氏行きつけの店で開かれた。
いつものメンバーWT54さんとその妹分のメイプルさん、それにみずお氏の4人。

自分以外の御三方は、昼間とある名門コースをプレーした後の時間...自分も誘われたのだが、あまりに高額なプレーフィーの為に今回はパスさせて頂いて飲み会のみの参加となった。
その昼間のゴルフで久しぶりにいいプレーが出来たと言うWT54さんが、突っ走る。
いきなりエンジン全開で、生ビールから燗酒へとまっしぐら。
何でも、コースでも昼からさつま汁に燗酒で気合いが入っていたといい、他の二人は素のスコアでも酒でも完敗だったとか。

もっとも、WT54さん本人の言い訳では、「あまりに気温が低かったので体を温める為に燗酒に行った」のが理由で、決して酒が飲みたくて飲んだ訳では無いそうな。
その名門コースは大改修後の状態が良く、プレーは実に楽しかったので、次回はその高額プレーフィーを貯金しておいて是非一緒に参加する様にと、皆さんから勧められたが...(ゴルフにそんな金をかけるのは、今の自分には非現実的な感覚が強くてあまり気が乗らない)。

にしても、この方々とのゴルフ話で一杯と言うのは楽しい。
それぞれゴルフと言うものに一般人よりずっと深く関わっているので、酒の上で話す内容も深く面白い。
しかし考えてみれば、彼等は一番年上のWT54さんでさえ俺より10歳以上年下で、俺はブッチギリで一人年上...話しているとつい同年輩の様な気になってしまうが、客観的に見ればこれは「困ったジジー」だろう。
いつの間にか身近に同年輩の仲間が居なくなり、俺だけが一人年長で若い人達に混じって気を使われている。
本来自分の年であれば、相談役なりまとめ役や世話役なりの立場の「長老的存在」でなくてはいけないのに、むしろ世話になっているのが情け無い。

彼等と飲むのはいつも楽しい酒だ。
だからこそ複雑な気持ちになるのも...複雑だ(笑)。
俺が考える金も力も無いジジー(俺の事だ)なんてのは、はた迷惑なゴミみたいなもんだからなあ...