ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

改修・調整した一本歯下駄での散歩

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歯の差し替えと調整が終わった一本歯下駄で六千歩弱の散歩をしてきた。
...やっぱり普通の靴での散歩とは全く違い、一本歯下駄では腰の筋肉やふくらはぎ、アキレス腱や足の甲・指の筋肉などを使っていることがよく分かる。

初めて経験する歯につけた「三平ゴム」の感触だが、木の歯が地面に当たって出る「カラン、コロン」とでもいうような音が出ないのはちょっと寂しい。
ただ、鳥や人に余計な雑音を聞かせない静かな散歩になるのは、鳥見には好都合。
硬い石などに当たった時などの滑りの防止にもなり、思ったよりも安定している。
底のチェックをしてみると、今回程度では片減りするような削れも見当たらなかった。
まめに右左を交換して、今までのような変則片減りを防止しようと思っているが、ゴムが減ってきたときにゴムだけ交換すれば、今度はかなり長い間履き続けられそうだ。

鼻緒は一年も履いていない間にかなり緩んでいたようで、鼻緒の調整(自分の脚指の太さなどのデータはすべてあちらに送ってある)した後の鼻緒はすごくキツく感じる。
足と下駄がぴったりとして動かないのは歩きやすくて良いんだけれど、親指と人差し指の間が真っ赤にすれてしまった。
本当はもう少し歩くつもりだったが、このままでは指の皮がむけそうなのでこの日の散歩は5千歩越えでやめておいた。
足指の皮が丈夫になれば、1万歩はいけそうだ。

下駄が手元にない間は普通のスニーカーで散歩をしていたが、久し振りにこの下駄を履くと靴に比べて多くの筋肉が使われているのがよく分かる。
腰の上の筋肉はすぐに張り始め、太ももの前後の筋肉も使っているのが分かり、すねとふくらはぎの筋肉もよく使っていると感じられるし、アキレス腱や足の甲の筋肉・足指の筋肉も立っているだけで常に使われているのが感じられる。


体重増加が止まらないし、晩酌をやめられないしで、一本歯下駄の散歩はしっかりと続けなくては...ヒッコリーゴルフを楽しむためにも。