ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2012年マスターズ 2日目

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予選カットが決まった。

トップには、そのスイングが大好きなベテラン、フレッド・カプルスと、昨年いい所で勝ち切れなかったジェイソン・ダフナー。
ただ、まだ充分なリードというものは無く、誰が優勝するかなんて全く判らない混戦状態。
フレッド・カプルスのファンなので、彼を応援したい所だが...彼は1回勝っているから、メジャーにまだ勝っていないウェストウッドやガルシアに勝たせてやりたい気持ちも強い。

タイガーは、昨日はショットが悪く、今日はショットもパットも悪かった。
特に今日は、フェースが開いて入って、ボールが酷く右に行くケースが多かった。
かなり左に振り抜く素振りを盛んにやっていたけれど、体がかなり先に行き、手が遅れてフェースを返せないまま打ってしまうようなミスは、彼がやろうとしているスング改造の結果なのかどうか...

カプルスの若い頃と変わらない、フェースにボールを乗せて運ぶようなスイングとは、酷く違う。
...自分では出来ないけれど、カプルスのようにボールをヒットしたいとは昔から思っていた。
あと二日、カプルスのスイングを楽しみたい。

松山の、トラブルショットにおけるギャンブルショットの連続は、カットラインが「首位から10ストローク」というのを知らないで、パープレーか1オーバーがカットラインだと思ったためにの必死のプレーだったと言うから笑わせる。
2年連続で出ていて、カットラインの決まりを知らなかったとは...思ったより大物かも、松山英樹

L・ドナルドは、上位に上がるような見せ場も無く、距離に苦しんでいる。
やはり、彼はパットが入りまくらないと厳しいなあ。

石川は、大崩れして9オーバー。
今回のような「特別な推薦」は、ゴルフ以外の要素が絡む裏口のようなものだったから、なんとか予選だけは通って欲しかったけれど。
他の世界のツアーのゴルファーと比べると、やはり線の細さやひ弱さを感じる。
このあとはアメリカでツアーにもまれて、真の強豪に育って欲しいと思う。
...これからどうするかは本人次第だが(でも、日本の環境ではこれ以上強くなるとは思えない)。

明日は、ムービングサタデイ...カプルスやウェストウッドを楽しみたい。