ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2012年マスターズ1日目

イメージ 1

朝4時起きで見ることになった。
年々作り過ぎになって行き、プロ達の使う道具が我々の参考にならないのを確認する作業にもなって行くけれど...

そこは、「春のゴルフ祭り」。
華々しく明るく、浮かれた調子があってもいいだろう。
だって、元々はボビー・ジョーンズのプライベートコンペだもの。

初日のスコアで、優勝は誰になりそうだかなんてとても判りやしないけど、それぞれの立場が見えて来るのが面白い。

昨日書いた面々では、キロスが6オーバー、石川4オーバー、ドナルド3オーバー。
この辺は明日好スコアを出さなくてはカットされるので、苦しいだろうなあ。
スネデカー、ウッズ、カプルスがイーブン。
マキロイ、カブレラ、松山が1アンダー。

ちょっとしくじったのががミケルソン2オーバー、ダレン・クラーク1オーバー。

トップは、メジャー無冠のリー・ウェストウッド、5アンダー。
ウェストウッドもこういうチャンスで勝てないと、あのコリン・モンゴメリーのようにヨーロッパで圧倒的な力を発揮しながら、遂にメジャーに勝てなかった悲劇の二の舞いだ。

面白いのはバッバ・ワトソン。
プロらしからぬスイングで300ヤードオーバーを連発し、全てのボールを曲げて打ってくる。
小技も上手いし、パットも悪くないのに、今日は3パットを何度も...問題はハートだと以前から言われていたけれど、これを乗り越えたら時代を作るゴルファーになれるのに。
...でも、あのスイングで世界一になってしまったら、彼で記事を作らなくてはいけないゴルフ雑誌やレッスン担当者は相当悩むだろうなあ...あれはバッバ・ワトソンだけの、彼が独学で作り上げた独特のスイングだから。
...でもピンクのドライバーは流行らないと思うなあ(笑)。

明日は、カットされる前後のゴルファーのサバイバルゴルフが面白い。
誰が落ちて、誰が残るのか。

今日も早く寝るとしよう。