ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

児童相談員には、「元ヤクザ」を採用しろ!

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もちろんこれは「暴論」だ。
ありえない、問題の多い、まず誰からも認められない暴論・極論・「馬鹿の考え」だ。

だが、俺は怒っているのだ...10歳の実の娘を虐め殺す父親と、暴力に屈して「ひみつをまもります」と約束した事を裏切った人でなしの相談員を。
俺も二人の娘の父親だから言えることだが、10歳くらいの時の娘達の姿はちっぽけな俺の人生の中で、ずっと色褪せないで輝いている。
こんな年齢の自分の娘を虐め殺す実の父親なんて、正真正銘のサディスト、変態の変質者だろう。
そしてこんな奴は、「自分より弱い」とみる奴には徹底的に威圧的な態度に出る本物の卑怯者だ。
(反対に自分より強いと思う奴には、卑屈な態度になることが多い)

現在の児童相談員というのは、社会福祉学や心理学・教育学などを大学で学ぶか、福祉専門学校で学ぶか2年以上児童福祉事業に従事して任用資格を得るものだが、概してこういう過程で児童相談員になった者は、暴力には弱いものが多いだろう。
今回の、父親に脅されて子供に約束した秘密をバラしてしまった相談員というのは、決して許すことのできない職務放棄・子供に対する裏切り行為の犯罪者なのだが...こんな父親の卑怯な暴力に対抗するには、弱すぎたんだろう。
みんなに責められれば自殺してしまうような弱さとも思えるので、個人攻撃はしたくない。

なので暴論だ。
「更生したい元ヤクザを公務員である児童相談員に採用しろ!」
資格は一つ...「子供のために命を張れる奴」だ。
(ただし、性犯罪者(特にロリコン)、薬物犯、窃盗、詐欺、アル中は絶対にダメ。
これらの犯罪を一回でも犯したものには資格無し。)
虐待をしている可能性のある父親には、暴力に対して平気で体を張れるこうした元ヤクザに対応させる。
あるいは虐待の兆候を感じさせる児童には、こうした相談員を何ヶ月も貼り付けておく。

確かに「ヤクザ」なんてのは9割以上がただの犯罪者のロクデナシかもしれない。
でも、俺の人生でも何人か「凄い」とか「男の中の男だ」と感じた、「その道の人達」に出会った事があるのだ。
一人は、学生時代...道端で酔い潰れてる薄汚れた男を本気で心配し、迷わず自分のアパートに連れ帰り寝かせてやったり、弱いものいじめは絶対にせずに間違っていると思ったことには相手が誰でも徹底的に歯向かう...「凄いなあ、あいつの正義感は」と呆れ果てた男だった...が、就職してからは上司とぶつかり続け、何度か職を変わり、やがて組に入って結構な兄貴分として慕われている、と噂に聞いた(その後の事は知らない)。
一人は、絵を描き始めて色々な力仕事をしていた時代。
俺は(自分より強い男とは喧嘩しないので)喧嘩で負けたことはなかったのだが、ある荷物担ぎの現場でそこを仕切っていたボクサー崩れに目をつけられて、喧嘩をしなくてはいけない状況になった。
彼の手下というかチンチロリンの仲間に入れというのを断ったためだが、結構プロボクシングで鳴らした男というので体は大きくはないが強そうだった。
「これは負けるな」と流石に感じていたけど、流れでやめるわけにもいかずに始まりそうな瞬間...何度か一緒に組んで仕事をした、左手小指のない男が俺の後ろからそいつを一気に押し倒して、上からパンパンと何発か殴って「この兄ちゃんに手ェ出すな」、で終わってしまった(その男が元組員というのは噂で知っていた)。
彼とは、いつも挨拶をして挨拶を返す、そんな程度の付き合いだったのに。
その現場はすぐにバイト期間が終わってしまったのでそれっきりになったけど、彼のことはずっと強い印象で残っている。

こうした男達は、普通の社会生活には馴染めなかったんだろうけど、子供を守るために公務員としてそういう働く場ができれば、それこそ「命をかけて」子供を守ると思う。
理不尽な父親の虐待なんぞ、絶対に許さないだろう。
やり過ぎることはあるかもしれないが、それで殺されてしまう筈の子供の命を救えるならば、それも「アリ」だろう。

もちろん全て俺の「妄想による暴論」なんだけど、何度も繰り替えされる「SOSを出している子供も守れずに殺させてしまう」児童相談所の「児童相談員」という情けない人間達の仕事ぶりに怒りが湧いてならないのがその動機。

現実的には不可能で絶対無理なんだろうけどね...子供を助けるためには、そうした人間が必要なんだよなあ...