ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

11月も今日で終わり

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まだ少し紅葉も残っているけど、今日で11月も終わり。
誕生日が過ぎて、いよいよ親父の死んだ年齢だ。
この一年を俺は生き延びて行けるのか...本当は関係無いはずなのに、この一年間は気にかかる。

コラムニストの勝谷誠彦氏が亡くなったというニュースに驚いた。
以前はずっと彼のネット上に発表していたコラムを愛読していた。
彼の意見に全面賛成という訳では無かったけれど、太いところで彼の意見に共感していて、彼の意見がもっと世間に知られるべきだし、もっと大きな影響力を持って欲しいと思っていた。
ただずっと読んでいた彼のコラムが「これから有料になります」として、一般公開から会員制に移行した時に、腹が立って彼のコラムに接することは少なくなった。
たとえ100円の会費でも有料にすることによって読む人を限定させてしまう事に「違うだろ!」と、腹が立ったのだ。
彼の言論人としての立場では、もっともっと多くの人に彼の意見を読ませることの方が大事だと思っていたから、(色々な事情があったのだろうけれど)結果として読む人の数を減らしてしまう動きを本当に残念に感じていた。
57歳は若すぎる...実に実に勿体ない。

俺は経済というものを全く勉強していないので、日産のゴーンという男の存在が理解出来ない。
なぜあの男を社長に迎え入れ、その「手腕」とやらがなぜ評価されたのか?
だって素人目には、コストのかかる人や設備を何の躊躇もなくカットしただけの話だろう?
別に日産が良いものを作り出した訳ではなく、売れる物が出来た訳でもなく、むしろ売上が落ちても経費をもっとたくさん落とすことで数字の上で赤字が減ったと言うだけだろう?
無駄はもちろん無くさなくてはならないが、基本は従業員と共に、売れるもの・良いものを作り上げて業績を上げて、消費者も従業員も幸せにすると言うのが「良い経営者」と言うんじゃないのか?
冷酷に数字合わせの引き算で数字を残すなら、「情」を持たない人間なら誰でも結果は残せるだろう...それで会社の「株」を持っている直接会社と関係ない金持ちだけに得させて、自分の評判が上がれば会社の姿がどうなったって関係無いっていう訳か。
...俺はサファリで酷い目にあってから、「技術の日産」なんて言葉は鼻で笑って蹴飛ばしてやりたいくらい日産は嫌いだから、こういう目にあうのも自業自得と言えるとも思ってはいるんだけど。

隣の国の判決に関しては、論外。
勝手にして...と言いたいけれど、この国に同調する日本のマスコミも居る事に驚く。

色々と行動範囲が広くて、それぞれの分野のオタクに近い方々から「神」と呼ばれて居る「クロ」師匠からスンバラシイお酒が届いた。
誕生日祝いに頂いたのは、「農口尚彦研究所」という(俺は)聞いた事のないところの作った「日本酒」!!!
石川の酒だが、農口尚彦と言う方は「酒造りの神様」の異名を持つ能登杜氏で、現代の名工に選ばれていて、通算27回の金賞受賞者で...其の方が85歳で作った吟醸酒とか...誕生日に開けようと思ったのだが、なんだか勿体無くて開けられない。
これは楽しみに、何か「大義名分」のつく日にゆっくりと飲むとしよう。
クロ師匠、どうも有難うございます。


で、今日で11月は終わり。
今年はラウンド数が少ないので、天気予報を見てオープンコンペを探し、12月7日のアヴァイディングccでの「近江牛オープンコンペ」に申し込み。
(1月からヒッコリー長期休止期間なので、25日の漫画家コンペの前に2回くらいラウンドしたいと思っている。)

で、来週もヒッコリーに糸巻きで楽しむ事にする。