ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

誕生日記念ラウンド in 東の宮CC

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ホームコースの東の宮ccでは、誕生月の前後1ヶ月に本人無料、同伴競技者メンバーフィーの誕生月記念サービスがある。
ずっと以前は「一緒に回らない?」と誘うと、「やりたい!」と言う人はたくさんいたのだが、最近のようにプレーフィーがどこも安くなって来ると、都心から100キロ以上は離れたこのコースに来たがる人は殆どいない。
それに「メンバーフィー」自体が平日では「ビジターフィー」とほとんど差がないので、わざわざ誘う意味もなくなっている(土・日・祝日は差があるが混んでいるので、それはわざわざ自分達が行く気にはならない)。
で、当然うちの奥さんと二人で平日の空いている時に、天気予報で十分チェックして暖かく晴れた日に遊ぶことになる。
今年はそれが誕生日その日の27日にラウンドする事になった。
天気予報は晴れで気温も最高気温は20度近くになり、最低気温も10度くらいになるとかで、その二日後からは気温が下がるという予報。
つまり、この日しかなかったのが11月27日、俺の満XX歳の誕生日という訳だ。

当日は朝から暖かかったが、天気は惜しい事に曇り...結構雲が厚く、青空が見えない。
今年は数日前の旅の帰り道で低山紅葉を見た結果、「運が良ければ東の宮の紅葉が楽しめる」とコースの外側のあおい・おばな18ホールをラウンドすることにした。
日差しがあまり差さなかったために、もう一つ鮮やかさや明るさが足りないが、あおいのコース外側の低山紅葉やホール内の紅葉は十分に楽しめるほど残っていた。
クラブはもちろんヒッコリーに糸巻きボール、白ティーからでも距離は結構あるが、(練習も全然してないのに)、ゴルフは以外にまとまっていた。
この「ヒッコリーゴルフ」の内容は、後日改めて書くが、相変わらずパットが入らないのに46・47は上出来。

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後半のおばなコースでは、時々日も差し、その度に周りがパアッと明るく燃えあがる。
特に気に入っているおばな8番のグリーン周りのメタセコイアの紅葉は、特に美しい。
よく晴れた夕方の日差しの中をこのホールのグリーンに上がって行くと、赤い光に包まれてなんとも幻想的な気分になる。

よく言われているように、コース内の木というのは競技中心に考えれば、四季それぞれにあまり条件の変わらない松や杉などの常緑樹が良いとされている。
落葉樹を使うと、秋の落ち葉の処理の面倒さや、夏の葉の茂った状態と冬の枯れ木の状態ではハザードとして難易度に差が付き過ぎて不公平だと言うのが理由だ。
確かに東の宮でも、冬の方が良いスコアが出やすいと言うことはある...林に入ったり、木の後ろに行ったボールでも枯れ枝ならトラブルを回避できることが多いからだ。
ただ、俺は「四季全てで条件が変わらない」と言うことは「一年中同じ景色」と言うことになるので...そう言うコースは飽きてしまう。
ずっと以前はいくつかのコースのメンバーだったけど、結局俺はこの東の宮のように四季折々に全く違う景色を楽しめるコースの方が好きで、一年中あまり変わらない景色のコースは手放してしまった。

だから今のようにジプシーゴルファーとして、あちこちの行ったことのないコースを旅するゴルフライフでは、なるべく落葉樹の多いコースで1グリーンのコースを選ぶ。
そして、以前のように距離の長い堂々としたチャンピオンコースが良いとは全く思わず、以前なら毛嫌いしたような距離の短いトリッキーと言われるコースを面白がっている。
この原因は、俺がジジーになった事と、ヒッコリーに糸巻きボールで遊ぶことを一番楽しいと感じているから。
ロングホールを2オンしてイーグル獲ることより、パーオンできないホールでどうしたらパーが拾えるかの方が楽しいと感じている自分が居るから。

(誕生日記念ゴルフの帰りには、コースから抹茶ロールケーキのプレゼント...このケーキが意外に美味しいのだ。)

帰り道はまたいつもの低山紅葉の田舎道ドライブ。
この前より少し紅葉も進んだみたい...もう冬が近いなあ。





(すんごい遠い東の宮でも、一緒に遊びたいなんて人がいたら教えて下さいな。
次にはお誘いしますから...でも、スコア中心のゴルフじゃないですけどね。)