ひとまず、今一番の悩みの元だったうちの奥さん病気は明るい道が見えた。
これからは感染症にかからない事...そのためにはよく食べ・よく寝・適度な運動を続けて、体力をつけて免疫力の回復を図ることが一番の目標。
当分は武漢肺炎の感染を恐れて、人混みには行かない事・感染の危険のある場所には極力行かないことを徹底する。
そして、今はこの病気のためにかなり体力が落ちているので、1年以上は体力回復に努めることにする。
うちの奥さんは、昨年9月のホワイトタイガーさんと3人でやったボナリ高原でのゴルフで、「最近で一番納得の行くのゴルフが出来たので、自分の中ではもう十分に満足したから、私のゴルフはあれで終わり」と感じた、と言う。
その気持ちはわかるので、もう少し時間が経って体力が戻った時に、その気持ちが変わらないか確認してみる。
で、困ったのが俺のゴルフだ。
俺はこの後は自分のゴルフ人生の終わりまで、うちの奥さんと「遠くて」「安い」「まだ回ったことのない」コースを、ヒッコリークラブと糸巻きボールでスコアを付けずにゆっくりと楽しむつもりだった。
しかし、今はそう言う予定が、叶いそうも無い夢となった。
うちの奥さんはゴルフをリタイア、そして世間はあの肺炎のために遠方からの旅ゴルフなんてのが全く歓迎されない状況になった。
(当分状況は変わらないだろう。)
俺は、うちの奥さんの病気に悪い影響が出ないように(病気を持って帰らないように)、今年初めからラウンドはしていない。
8ヶ月ラウンドしていないので、ちょっと練習したいとも思うのだが...ヒッコリークラブは練習場で使うとすぐに壊れてしまうので、練習は以前俺が使っていた現代クラブでするしかないのでイマイチ気が乗らない。
そして、1回目から参加していた漫画家コンペが、俺がラウンドできない状態だった5月のコンペで主催者の漫画家Iが解散したと言う。
そのコンペについての知らせは俺には来なかったので、別に「あの男のやりそうなことだ」くらいしか思わなかったが、その前の年の九月からのこの男の俺に対するおかしな対応は、もしかしたら認知症が出たのではないかと今は思っている。
それに、もともとこの男には漫画家コンペで俺が漫画家じゃないのに大きな顔をしているということに一物あるという事は、以前この男と揉めた時に直接言われて分かってはいた。
そんな彼の理不尽な対応には本当に腹が立っていたので、最終のコンペに参加出来なかったのは、結果として良かった...会っていたら、ぶん殴ってしまったかもしれない。
という訳で、そっちの付き合いも終わって、さて俺はこれからの自分のゴルフをどうするか、という事が問題。
一番考えていた、奥さんと二人で旅をしながらヒッコリーゴルフ、はもう多分無理。
それでも、俺はヒッコリークラブで遊べるか? 誰と? どこで?
ヒッコリーのコンペもあるようだが、結構お金がかかるし、ヒッコリーでスコアを競うなんてのも趣味じゃ無い。
じゃあ、前に使っていた現代クラブでオープンコンペや月例参加?
...スコアにこだわるゴルフには、あまり心が動かない。
う〜〜〜ん。
やっぱり、潮時かなあ...
仕事で毎日ゴルフには接しているんだけれど、俺のゴルフ人生の流れはそういうところに向かっているのかも。
...近いうちに練習場に行って、ボールを打ちながらじっくり考えてみる事にする。
そうか...ひょっとすると、俺の18番ホールはもう終わっていたのかもしれないな。