ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

秋の一本歯下駄散歩

イメージ 1


やはり一本歯下駄を履いて歩くと、足のあちこちの筋肉と腰回りの筋肉を使って居るのが自分で感じられる。
普通のウォーキングシューズで1万歩歩くより、一本歯下駄で3千歩の方がずっと運動した気になる。

ただ俺の場合、やりすぎると次の朝方足のふくらはぎや脛の横の筋肉がつったりするので、加減が難しい。
その代わり、足の筋肉はついて来ている。
夏の間短パンを履くと、とてもジジーの足には見えないとよく言われた。
俺の場合はもともと足が太いので、これでまた穿けるズボンが少なくなる...足は3Lか4Lじゃないと入らないのだが、それではお腹がダブダブで格好が悪い(そのため、現在お腹を太くする矯正中)。

本当はヒッコリーを練習場で打って、これからのゴルフに備えたい気持ちも多分にあるんだが...ここのところ続けて2本も折ってしまったので、練習場で打って「もし、また折れたら」と思うと行く決断にならない。
コースで100年の寿命が尽きるなら、彼らもそれなりに満足感はあるだろうけど...練習場で折れてしまったらきっと俺を恨むだろう。

で、一本歯下駄で散歩することになる。
相変わらずちょっと遠い公園や川に車で行って、そこで下駄に履き替えてぐるっと歩く。
それだけでも季節の移り変わりはハッキリ感じられる。
最近感じるのは秋の虫の鳴き声もめっきり減ったこと...中秋の名月以降、すっかり静かになったような気がする。 
それと道に落ち葉が増えてきた。
まだ紅葉はしていないのだが、落ち葉の量は多い...綺麗に紅葉することもなくただ枯れて落ちるのは、その葉にとっても不本意だろうに。
人間世界で、大器晩成と言われながら花開く前に寿命が来ちまった、自称「未完の大器」の悲しさにも相通じるような...

そしてそんな不本意だろう葉っぱたちは、舗装した道に積もって、一本歯下駄に都合が悪い存在になる。
何枚か重なった道の落ち葉たちは、狭い面積に体重がかかっている一本歯を「ヌルッと」滑らす。
特に傾斜している道では大変危ない。

空気は気持ち良い。
風も気持ちが良い。
遠くの景色がはっきり見えるようになる。
ただ、足元の落ち葉には気をつけて歩く。

今週後半か来週初めに、またヒッコリーでコンペに出てみようと思っている。
それまで出来るだけ一本歯下駄で散歩に出かけて、せめて下半身強化には勤めておきたい。
11月6日は漫画家コンペ「バレンタインカップ」だし。