ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

歩きながら考える

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連続台風は、通過した地域で予想されたよりずっと被害が少なくてよかった。
「大袈裟すぎるのか?」とも思われた事前の警報が役に立ったと思われるけど、こういうことが続くと逆に「多分言う程酷くはならないんじゃないか?」なんて、狼少年の感覚になって行くのがちょと怖い。

そんな台風の影響もあって、ちっとも涼しくならない9月の毎日、日差しの傾く(影の多くなる)夕方5時頃から散歩を始める。

人目が気にならないところでは、なるべく俺は一本歯下駄を履くようにする...何しろ運動不足のこの体には、同じ距離を歩くのでも一本歯下駄の全身の筋肉運動たる効果がありがたい。
(靴を履いて歩くより、俺的には間違いなく3倍の筋肉を使う事になるから。)

そんな一本歯下駄での散歩は、ともかく一歩一歩に集中していないと下駄が返って捻挫転倒するので、いい加減には歩けない。
次の一歩の地面の状況を瞬時に判断して、傾き・出っ張り・柔らかさ・滑りやすさに対応する足の置き方歩幅を決める。

面白い事に、それを繰り返して行くことは俺にとって座禅や瞑想することなんかより「無心の境地」になりやすい。
一歩一歩を転ばないために確認しながら歩くことが、俺にとっては「行」みたいなものになっているのかも知れない。

まあ、どうせ大した事考えてもいないんだが、そうやって歩いているうちに不意に「あれをやってみようか」なんて気持ちになることがある。
多分無心で歩いている事で、今の俺が本音で一番したい事が頭の中でハッキリして来るんだろう。

それが、この前は「とりあえず現代クラブでオープンコンペに出てみよう」なんてのが浮かんで来た。
やっすいコンペで、一応コースは色々とリハビリ出来そうなまあまあのコースで、出来れば賞品は食べ物で。

2〜3回コンペに出た後で、体や感覚がゴルフに慣れたら今度はヒッコリーで遊ぶ事にして。
そして、そんなゴルフが自分に何かを感動させてくれたなら、来年からは月に1回以上オープンコンペで違うコースを回ってみてもいい。
どうせ残り少ない俺のゴルフ人生だ。

それで早速今月29日の栃木のコースのオープンコンペに参加申し込み...賞品が「肉」だし、コースはまあまあ。
という目標を作ったので、近々練習を再開するつもり。
9ヶ月もゴルフをしなかったから、自分が今どんなゴルフができるか全くわからないからなあ。

ただし、まず気をつけなくてはいけないのは、奥さんに移すと一大事なので新型肺炎に絶対に感染しないって事。
次に、自分の体の状態を十分に考えて、怪我をしない事や熱射病にならない事、そして不整脈が出ないように無理をしない事。

 

一本歯下駄散歩の「修行中」、また違う夢想・妄想が浮かんだら、変更はありありのあり。
ケ・セラセラのセ・ラビで、ついでにテイク・イット・イージーで...
でも、最高気温30度以上だったら勿論中止ね。