ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

一本歯がいきなり外れた!

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歩くのにあまり汗をかかない、散歩にちょうど良い季節になって来た。
で、いつものように近くの川の土手の遊歩道に、一本歯下駄で歩きに行った。

その気持ち良い散歩の途中で、いきなり右足の下駄の歯が外れて、あわや土手下まで転げ落ちる大転倒になりそうになった。
12~3センチある一本歯下駄の下駄の歯が外れると、いきなり右足が穴に落ちたような感じで、転ばなかったのが大ラッキー...自分の運動神経に感謝するくらい。

まさか、日本の職人が作った下駄の歯が普通に歩いていて突然外れるなんて、全く予想もしていなかった。
今日になってこの下駄を買った履物店に電話すると、「差し替えが出来る一本歯下駄は接着剤を使っていないので、下駄が乾燥しすぎると外れる事があります」という事。
その辺はこの下駄を買った時の説明書に書いてあったそうだが、俺は全くその辺は読んでいなかった。
「職人がきっちり作った物が壊れるはずがない」なんて信じ込んでいたもんなあ...だけど考えてみれば、「木は生き物」と昔から言われていて、「乾燥してちゃんと作ったものでも湿気を吸ったり乾いたりで隙間ができたり緩んだりするもの」ということは知識としては知っていたはず。

対処法もその説明書に書いてあるそうだが、読んでいなかったので改めてメールで送ってもらい、「紙(ハガキなど)を挟んで挿し直す」ということを自分でやってみて、一応修理完成。
...しかし、これでまた外れることはないんだろうか?

木工用接着剤(ボンドなど)で接着すれば、普通に外れることはないというが、そうするともう歯の挿し直しはできなくなるとか。
ゴム底が減ると張り替えていくようにすれば、歯の挿し直しはもうしなくて済むから接着剤の使用も考えてみる必要がありそうだ。
何しろ普通に歩いていていきなり歯が外れると、下駄の高さがあるだけに転倒する可能性が高い...もし歩道から車道側に転倒でもすれば、車に轢かれたりする可能性だってある。

それに何より、「いつまた歯が抜けるかわからない」という不安な状態で一本歯下駄で歩くのでは、気持ちの良い散歩なんか出来やしない。

一本歯下駄を履いている方々、くれぐれも「いきなり歯が外れる」って事にご注意を!