ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

歩いて、そして...

イメージ 1

最近は、全く自転車に乗らなくなった。
あの中国製の重いバチモンマウンテンバイクも、チェーンはすっかり錆びついてしまっている。
この一本歯下駄を履いて歩くようになってから、「運動」しているというか「筋肉が使えている」という感覚が圧倒的に自転車よりいいので、自転車に乗る気が無くなってしまったのだ。

まあ運動の結果が出ている(例えばゴルフで、とか)のを感じるほどでも無いんだが、一本歯下駄で歩いている時に感じる足や腰の筋肉の「はり」は、「俺は運動不足だ」という罪の意識を消すのには丁度良い。

カテーテルアブレーション手術から1年以上が過ぎて、最近は不整脈を感じることはまず無いが、歳の所為かちょっと気合いを入れて動くと息が切れて苦しくなる。
少し前にやってしまったように、一本歯下駄で急な坂道を一気に登ったりして脈拍を上げ過ぎてしまうと、流石に脈は乱れて「飛び」が起きる...そのまま不整脈の発作にはならないが、飛びを収めるにはしばらく休が必要になる。

多少激しく動いても大丈夫なように、本当は日常的に一本歯下駄で歩くことを多くしたいのだが、やはり俺がこの下駄を履くと目立ちすぎる。
なので、いまだにコソコソと車で近くの公園や河川敷に行って、そこで履き替えてから歩いている。
そこでも続けて同じところに行くと、そこにいる人たちに話しかけられ過ぎるので、ローテーションを組んで4箇所を回っている。
声掛けられてお喋りに時間を取られるよりも、秋の空を眺めながら一人のんびり散歩していたいのだ。

なかなか気持ち良い秋空にはならないが、木々の間からひぐらしの声が聞こえ、草むらからは秋の虫の声が聞こえてくる。
木々の紅葉が始まりかけている。
気がつくと田んぼの半分は稲刈りが終わっている。

このまま涼しい日々が続くといいなあ...