ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2010マスターズ3日目

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さすがに3日目は、録画しておいて見終わったところ。
最終日は生で見たいから、今日は早起きはお休み。

3日目...「ムービングデー」とはよく言ったもので、優勝を狙う選手は大きくスコアを伸ばしてくる。
その中でも、この日は「ミケルソンの日」というところ。
13.14番の連続イーグルに続く15番もバーディーとして、この日5アンダー通算11アンダーとして2位。
首位はこの日4アンダーとした、リー・ウェストウッドが通算12アンダー。

タイガーとチェが8アンダーで2位。
これは面白い。

リー・ウェストウッドはイングランドミケルソンアメリカ...当然明日はアメリカ対イギリスの構図となって、選手も観客も盛り上がる事間違いない。
派手なミケルソンとクールなウェストウッドのゴルフっぷりも面白いし、その前の組で回るタイガーとチェも面白い。
普通なら、タイガーと回る選手はタイガーのゴルフに影響されて自分のゴルフが出来なくなり自滅していくんだけど、3日間一緒に回ったチェはちゃんとタイガーと同じスコアでついている。
この前タイガーに勝ったヤンといい、このチェといい、韓国人選手にはタイガーに対するコンプレックスはないように感じる。
むしろタイガーの方が空回りして乗り切れないという感じさえする。
あるいはタイガーの方がやり難さを感じているんじゃないか?

普通なら、タイガーは一緒に回るゴルファーは無視して先を行く二人を相手にゴルフをするんだろうけれど、このチェが目の前の敵としてそう簡単にタイガーを前に行かせないような雰囲気を作っている...あるいは韓国人選手はタイガーの天敵なのか、なんて事さえ感じる。

でも、俺が本当に優勝してもらいたいのは60歳のワトソンか50歳のカプルス。
さすがにワトソンは優勝するにはちょっと差がついてしまったけれど、カプルスはパットさえ入ればまだ可能性がある。
距離が長いオーガスタでは、あまり全英オープンのような強風が吹かないので、どうしても飛距離の出て高い球の打てるゴルファーが有利になる。
カプルスにはそれはあるのだが、問題はパット。
元々ショートパットが入らないカプルスだし、腰を痛めているし、で難しいだろうなあ...
ベテランが優勝するのには、本当に奇跡的なパットが連続して入りまくるような事でもない限り不可能だろう(46歳で優勝した時のニクラウスは、本当に長いパットがよく入ったもの)。

池田は楽しんでいるからいいだろう。
ただ一日はアンダーで回って欲しいなあ。

明日は3時半からだって!
朝の3時半からタイガーばっかりじゃなくて、優勝争いをしっかり見たいものだけど...