ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2014年マスターズ 2日目

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予選カットの二日目。

B・ワトソンが7アンダーと突っ走ったのはちょっとねえ...
おかげでカットの条件の「首位から10打以内」が無意味になり、「50位以内」の条件でカットラインが決まった。
その為に予選を通ったのは「たった」51人となり、P・ミケルソン、S・ガルシア、L・ドナルド、W・シンプソン、E・エルス、C・シュワルツェルと言った実力者が1打差での予選落ちとなってしまった。
この人達は当たりさえ出れば、この位置からでも残り二日間で優勝を狙える所までスコアを伸ばせる実力があっただけにちょっと残念。
(ただ、予選を通った51人の中にカプルスを筆頭にマイズ、ランガー、シン、ライル、オラサバルなんて言うベテラン達が残っているのは楽しみ。)

二日間見ていて感じるのは「新しい勢力」が力をつけて来ている、と言う感じ。
この「新しい勢力」というのは、ただ「若い連中」というだけの意味でなく、J・ウォーカーのように35歳の遅咲きでブレイクした人も含めた「新興勢力」という意味だ。
今年3勝したP・リードは予選落ちしてしまったが、同じく3勝したJ・ウォーカーや今年勝ったセンデン、ブリクストが10位以内に食い込み、最近調子の良いスピースやスコットは安定してスコアを伸ばす。

ただ若手の実力者と言われているJ・デイは指の負傷から低迷しているし、マキロイはアンラッキーも重なってやっとぎりぎりでの予選通過だし、去年プレーオフまで行ったA・カブレラは何故か予選落ち...

今日見たかぎりでは優勝の行方はB・ワトソンの調子次第...調子に乗ったワトソンが突っ走れば誰も追いつけない。
ただ、ワトソンのティーショットが曲がり出したら混戦になり、ティーショットの飛距離で負けないJ・ウォーカーに一番のチャンスあり、と思う。

出来れば、カプルスに最年長優勝の記録でも作ってもらいたいけれど...カプルスはショートパット次第だからなあ。
キャラとして面白いK・スタドラーにも光の下に出て欲しいし、一度もメジャーで勝てないウェストウッドにもご褒美があっていいとも思うし、スネデカーにメジャーの勲章があっても良いとも思う。

あと二日、早起きは辛いけどこの優勝争いは面白い。
...残り二日間が、想像もしなかった驚きのドラマになればいいなあ。

(ああ、だんだんと自分でもゴルフがやりたくなってくる)