ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2014年マスターズ1日目

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今年はタイガーが不参加、松山も早いスタートであった為に映像が偏らないマスターズをゆっくり楽しむ事が出来た。
と言っても、一日目なので優勝の行方なんてモノは全くわからず、今のツアーの有望選手のまるで顔見せのようだったけど。

一日目が終わって感じるのは、大きく分けて三つのグループの優勝争いに見える事。
まずは、ランガーやカプルスなどのシニア勢。
トム・ワトソンが上位にいないのが寂しいが、ランガーやカプルスが上位についた。
しかし、このグループは予選を通ったとしてもとても4日目の優勝争いまでは勢いが続かず、応援する方にとっては「奇跡」が起こるのを待つしかない気持ち。

もう一つのグループは一時代を作ったベテラン勢。
主役のタイガーがいない中、ミケルソンやエルス、ガルシアやヒメネス、そして63回目のメジャー挑戦のウェストウッド...
勝たせたい人が多いけれど、スコアは伸びきれずに勢いは今ひとつ。

そして残る一つが最近売り出し中の若手や、世界ランクのトップ10に名前を連ねる人達。
特に最近のマスターズで勝ったA・スコットやB・ワトソン、若いスピースやマナッセロ、勢いのあるJ・ウォーカーやP・リード、実力者のマキロイ、スネデカー...このグループの誰が勝ってもおかしいとは感じない。

松山は故障の所為か、明日の予選を通るのはほぼ不可能なスコア。
昨年の藤田と同じく、メジャーの前に故障をしては....活躍を期待するのは無理だろう。
それは、期待していたJ・デイもそうだけど。

天気は4日間とも良さそうだから、これからスコアは順調に伸びて行くはず(風が吹けば別)。
明日のカットを経て、3日目のダッシュ...最終日の優勝争いは最終ホールまでもつれると思う。
そうやって、これから3日間マスターズを見続けると、自分の中でも今年のゴルフがスタートする。

その三日間で、今年の自分のゴルフをどうするか、どんな風に楽しむか、いつ頃をピークに持って行くかを決めるつもり。
特に出たい試合もなし、出したいスコアもなし...ただ、胸躍るコースに出会ってそこを攻略する球筋をこれからどんな風に磨き上げて行こうか、だけ。
今の所はB・ワトソンみたいに、「曲げて楽しむゴルフかな」なんてのにしようと思っているけれど。