ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

2009年全米オープン

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つくづくゴルフってのは不公平なゲームだ。
この全米オープンではスタート時間によって、多分5ストロークくらい違ったろう。
片方は、土砂降りでビチャビチャな状態でのプレー、片方は雨が上がってグリーンも易しくなった中でのプレー。

運の悪い方は、タイガーやカブレラ、ハリントン、今田や横尾といったところか。
運の良い方は、バーンズ、ウィアー、太ったデュバル、それに矢野といったところ。

しかし、天気にめぐまれたとはいえ、あの絶不調のデュバルが倍くらいに太った姿で、予選から通って復活してきたのを見る事が出来たのは感動する。
かっては世界ランク一位だった男が、ここ数年は200位以下。
女に振られたのが転落のきっかけというのも、人間らしくて良い。
そう言えば、今回そこそこの順位にいるガルシアとアダム・スコットが、今年の絶不調の原因が二人とも昨年女に振られたため、というのも泣かせる話。
ゴルフより女の方が大事、なんていい奴らだ...若いなあ..羨ましい。

今年まで何年か連続して全米オープンでは上位に来ていた今田が、豪雨の中での一日目の大叩きが取り返せずに予選落ちしたのは悔しいだろう。
矢野は「一度も僕は雨に降られていません」と言っていたように、ラッキーがある。
ただ、それを生かすパットの調子の素晴らしさがあってこその、このスコア。
4日間パットの調子の良さが続けば...何かが起きるかも知れない。

雨で中断が相次ぎ、ペースが滅茶苦茶になる中、今年の全米オープンは技術プラス天気の神に愛されたものが優勝するんだろう...今のスコアも当てにならないので、誰が優勝するか全く判らない...というより、最後に判るのは火曜日の朝になりそうだ。