ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

得した気分

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神奈川県や静岡県山梨県の人達には,富士山の見える風景というのは、見慣れた景色なんだろうと思う。
何度もそういう地方のゴルフコースでプレーしたことがあったけど、ホールの途中で間近に富士山が見えると、ついプレーそっちのけで興奮して富士山を見続けている自分がいる。
もちろん富士山を見慣れている地元のメンバーは,「あ、富士山の方向からグリーンに目があるからね」なんて事を教えてくれるだけで、ちっとも感動しやしない。

でも、住んでいる場所の関係から関東地方の北部でのラウンドが多い自分にとっては、ゴルフコースから富士山が見える、なんて事はめったにない感動する場面なのだ。
偶に気象条件のいいときなど(年に数回)は、栃木県の益子の先辺りのコースからでも、遙か遠くに小さな富士山を見ることが出来たりはするけれど。

だから、わりと関東地方の南の方のコースで、意外に近くにはっきりと富士山の姿を見ることが出来たりすると、それだけでその日のラウンドが得した気分になってしまう。
例えば千葉県のコースで東京湾越しにはっきりと見えたり、茨城の河川敷辺りから裾野まではっきりと見えたりしたとき。
まあ、そういうときは大概風が強くて、汚い空気を吹き払ってくれている時なので、スコア的には決して良くないんだけれど。

うちの奥さんなどは、富士山が見えると条件反射的に「手を合わせてしまう」と何時も言っているけど、その気持ちもよく分かる。
だから綺麗な富士山が見えたりすると、「その日のスコアなんざ、ちっぽけなものだ」なんて思ってしまうのは、俺だけか?

静岡や神奈川のコースに行くのは結構遠くて面倒なものだし、近めのところはプレーフィーが高いし、富士山を満喫できるラウンドなんて中々出来ないけれど、いつか風が強くてもすっきり晴れた天気の良い日に、一日遊んでみたい...もちろん手を合わせながら、ね。