ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

大人の遊園地...(結婚記念日と誕生日ゴルフ)

イメージ 1
先日は誕生月優待券を使ってホームでラウンドを楽しんだが、天気予報で27日・28日・29日と晴れて暖かい日が続くと知って結婚記念&誕生記念旅ゴルフに行く事を決めた。

もう北の国では雪が積もり始めているこの時期、ヒッコリーゴルフを楽しめる時間も残り少ないので、コース選択はあくまで「ヒッコリークラブでゴルフを楽しめるコース」というのが第一条件。
うちの奥さんの「夏に海を見られなかったので、海の見えるコースがいい」と言う希望に候補に挙がったのが「川奈」と「大原御宿」と「小名浜シーサイド」...それにネットで調べて「ザ・オーシャン」とか...
ただ大原御宿やザ・オーシャンやらは、ただ「コースの一部で遠くに海が見える」と言う事なので除外。
「海の側」なら関東では川奈と小名浜シーサイドの二つだけど...川奈は大島でも庶民には十分にプレーフィーが高く、海も崖の上から見渡せる程度の距離感なので、その距離のより近い小名浜シーサイドの方が「海の側で遊ぶ」のには最適だろうと言う事になった。

この小名浜シーサイド...現在は「小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ」は、プレーフィーは安く海が近く、景色に関しては以前からお気に入りのコースだ。
ただ、現代兵器のゴルフクラブでプレーすると、飛び過ぎてすぐにホールを突き抜けてしまって、ボールを多数無くす狭くて短いトリッキーなコース、と言うのが俺のイメージであり、世間の評判でもあった。
ただ、ヒッコリークラブで遊び始めてからは、実は此処こそ「ヒッコリークラブの飛距離にぴったりで、多彩なショットを楽しめ、風景も変化のある最高のコースでは?」とずっと思っていた。
そう思っていたのに今回ヒッコリーでプレーするのは初めてなのは...あまりに遠かったため。
流石に高速で片道200キロを軽く超える距離は、「ちょっと遊んで来ようか?」なんて気持ちで軽く出かけるには遠すぎる。
しかし、今回の様に「記念に」と言う事で旅ゴルフに出かけるつもりなら、距離も旅心の一つの魅力で天気さえ良かったらなんの問題も無い。
おまけにハウスの風呂が天然温泉だと言うのも、旅ゴルフには向いているし。

27日夜に出発し、6号沿いの小浜入り口のパーキングで車中泊
ささやかに車中にて本を読みながらの、一人誕生日宴会。
28日、実際の天気はスカッと晴れず、「曇り時々晴れ」のこんな感じ。
時折海に射す日の光は実に美しかったし、気温も14度くらいと十分に暖かかったが、流石に「青く奇麗な海」を楽しむ事は出来なかった。
イメージ 2

この小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブは、アウトが山側半分で適度なアップダウン、右や左へのドッグレッグ、変化のあるグリーンで楽しめ、インは一転して海側半分で、特に後半の数ホールは海越え・湾越えのホールが続き、風景とスリルが両方楽しめる。
実際に全部ヒッコリーに糸巻きボールでプレーして、ここ程ヒッコリークラブでの遊びに向いている面白いコースは他に無いのではないかと思った。
今迄はドライバーでは突き抜け、3wでも突き抜け、4wでも突き抜け...なんて色々なティーショットがヒッコリーの百年ドライバーだと、奇麗にフェアウェイセンターに行く(ただし、2ホールだけ会心のヒッコリーティーショットが、カート道路に弾んだのか湾の方向に飛び過ぎてなくなった)。
セカンドも他の距離の長いコースの様に、「とりあえずウッドで距離を縮めておく」なんてショットは少なく、ミッドアイアンやマッシーをフルショットしたりコントロールしたりと工夫しながらグリーンを狙って行ける。
特に海越えや湾越えのショットなんか、今のクラブとボールなら「越えて当たり前」が、ヒッコリーに糸巻きボールだと「この加減で越えるのか?」となって、楽しくてしょうがない。
スコア的にはパット次第でパーからダボ迄来るけど、難しい風景のホールの割には距離的にパーチャンスは普通に来るので、緊張感も続いて楽しめる。
ライの変化もグリーンの変化もそれなりにあって状態も悪くなく、毎ホール景色が美しい...ヒッコリークラブなら、此処はまるで大人の遊園地...本当に実に面白い。

温泉に入った後の帰り道の遠さはチョと辛いけど、こちらでも関東の低山紅葉の最後の輝きが楽しめて、のんびり寄り道しながら帰るならこれも旅ゴルフの楽しみ。

ボール無くしたのは3個、ゴルフの問題はパット...長尺を使えなくなって以来、パターと打ち方の苦労はまだまだ続いている(1メートルが全然入らない)。
でも、この旅ゴルフ、楽しかった。