ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

OKパットあり?

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6インチプレースについては前に描いたが、オープンコンペでほとんどのコースが採用しているのがこれ!
コンペ前に渡される注意書きに、「ワングリップOK有り」と印刷されている。

あるコースでのオープンコンペでのこと...
一緒になったのはやはり一人で申し込んだ40代の男性と、50年配の夫婦。
この夫婦は色は真っ黒に焼けていて、大きくて元気な奥さんと小柄でおとなしいご主人という組み合わせ。
よくコンペには参加しているようで、いかにも回り慣れている感じ。
一番ホール。
私が1mほどにアプローチをつけると、すかさず奥さんから「オーケー!」の声。
「え?いや、1mはありますから打ちます」と私。
もう一人も50cmほどにつけたボールを「オーケー!」と言われて「でも...」ととまどっている。
そしてその奥さんのアプローチ...カップをオーバーして難しそうな下りのスライスライン50cmほどが残った。
(これは難しいな)と思ったので何も言わなかったら、もう一人の男性も難しいのがわかるらしく「オーケー」とは言わなかった。
「.....」、しばしの沈黙...突然!
「何でオーケーって言ってくれないのよ!」と奥さんが怒った!
ご主人も「私は言えないので言ってやってください」と....?
....???「違うでしょ?」、「OK」って、カップの縁に止まったボールとか、誰が打っても入るだろうって短いパット(ホントにワングリップほどの)を、「時間の節約のために、次のパットで入ったと見なす」ことでしょ?
下りの50センチの曲がるラインなんて、ゴルフで一番難しい部類に入るプレーじゃないの。
自分がそういうのを「お目こぼし」願うために、他人に「恩を売っておく」なんて感じで「オーケー」言っておくなんて、せこすぎるし、ゴルフの一番のドキドキを無くしてしまう事じゃないの。

「OK」は「ワングリップ」、中尺や長尺のパターのグリップじゃなくてね。