ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

霞南GC9ホールオープンコンペ...でヒッコリー

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練習していなかった割には、ショットはほぼ納得のいく出来だった。
3ウッドのティーショットはノーミスで、ドライバーを使った時よりずっと良かった。
アイアンもダフリが3回あった他は、許容範囲のミス。

しかし、大失敗だったのがこの日初めて使ったウィリー・パークのパター(笑)。
凄いベントネックで、フェースはスコアリングラインも何にも無いのっぺらぼう...ただ、鉄の質感が実に美しく「使ってみたい」という気にさせた。
しかし、練習でも打ったとないこのパターをコースでいきなり使ってみると...あまりのグースのきつさにショートパットだとフェースがどこを向いているのか分からない。
「スイング」できるロングパットでは方向も距離も合うのに、「打てない距離」では1m以内どころか40センチも「1回も!」入らない...最初は引っ掛け、次は押し出し、次はまた引っ掛け、という具合。
パット数、なんとハーフ26回!(ハーフスコアはトータル53回)
もうこうなるとワングリップOKの距離以外は、どんなに近くても入らないと言う気持ちになる。
ひどい時には50センチのパーパットを2mオーバーして4パット!
...いや、百年も生き残っているパターが悪いのではなくて、俺が下手なだけなんだけど、もう二度と使いません(笑)。

ティーショットやセカンド・アプローチとも、ヒッコリーゴルフとしては満足の行く出来だった。
も一つお間抜けだったのは、距離表示を「グリーンエッジまで」なのに「グリーンセンターまで」と勘違いしていたこと。
ちゃんとヒットした感触なのにショート目なのを、俺は今日は「こんな調子かな」と思い込んでいて9番ホールまで気がつかなかった...9番で気がついてその距離を打ったら、ちゃんとピンに届いていた(それを簡単に3パットしたけど)。
その距離表示の勘違いとパットを除けば、天気は最高だしいいヒッコリーゴルフが出来た。
もちろん、そんなわけでコンペ成績は25位の「参加賞」で、賞品は何かの肉が少しだけ。

そして使ったクラブで最高だったのが、松村博士特製の(手製の)ショートヒッコリーウッド!
前に会った時に、このクラブを見せられて「これは万能クラブになるんじゃないか?」と言う気持ちになり、今回借りて使わせて貰った。
使った結果は、深いラフでも斜面でも簡単に100y以上打てて脱出出来る。
実に抜けが良くてボールが曲がらない。

色々使った後の、このコースの看板ショートホールの169y。
大きな「御神木」とやらが邪魔をして低い球が打ちにくいティーから、普通にショットしてみた。
結果は、ボールは高々と上がり、グリーンを1yほどショート、簡単に50センチほどに寄せられた(もちろんこれも、あのパターは外した!)。
クロスバンカーからも使ってみたかったが、この日は1回も入らなかったので残念。

ロフトは30度くらいで、シャフトは短めでアップライト...軽く上げて下ろせばボールは高く上がって120~150y飛んで、ランが出ないで止まる。
ヒッコリークラブでこれがあれば圧倒的にゴルフが変わる。
普通のゴルフでも使えるし、これは素晴らしいクラブだ。

一般の人に売るようになれば、欲しい人は多いんじゃないか?
何よりクラブが美しいし、しっかりもしている。


パターがお笑い劇場だったけど、いい練習になった。
来週の漫画家コンペは、違うパターがあれば十分楽しめそうだ。