ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

マッケンジー体操とウィリアムス体操...真逆のストレッチ

 

いやあ、勉強不足だった,,,というより、俺には「マッケンジー体操を続けた結果あの魔女の一撃に合わなくなった」という事実が全てで、腰痛について他のことを知ろうなんて考えは全く無かった。
...それが今回現実に痛い目にあってから、慌てふためいて知識を得ようとして泥縄式にジタバタしてる。


読者の方に教わった「ウィリアムス体操」...俺は全く知らなかった。
しかし、ネットで調べてみるとその辺の事は細かく明快に出てくる。
マッケンジー体操とは腰痛に関して比較的最近の理論であり、それ以前の腰痛治療は百年以上前からウィリアムス体操一択であったと知ってまず驚く。
しかし、腰痛の原因が体を反らせる動き(慢性腰痛など)からだけならウィリアムス体操の前屈ストレッチは効果があるだろうが、前屈した時に起きる急性腰痛(いわゆるギックリ腰)には役に立たないだろうと素人考えでもわかる。
そこで数十年前にマッケンジー体操が考案され、今では急性腰痛(ギックリ腰)にはマッケンジー体操、慢性腰痛や脊柱管狭窄症にはウィリアムス体操と適応する体操の選択が明解になっているという。(脊椎管狭窄症でマッケンジー体操を行うと、脊椎管の狭窄をさらに悪化させてしまう恐れがあるんだとか。)

ウィリアムス体操の基本的なストレッチは、俺がリハビリストレッチとして2週間に一回整体師に指導されている方法とほぼ同じ...俺の場合は特に右足太ももの表側と裏側のストレッチ(イラスト参照)を中心に、右足の痛みと痺れの軽減を目指して毎日行っている。
その結果、今は1キロくらいは問題なく歩けるが、筋肉の力強さがまだ以前のようには感じられず、もう少し涼しくなったら筋力増強も目指す。


...今になって考えるのは...もし俺が勉強してウィリアムス体操を知っていて、マッケンジー体操と共にウィリアムス体操も定期的に続けていたら、俺は脊椎管狭窄症にならずに済んだのか?
どう組み合わせたら、腰痛を予防しつつ脊椎菅狭窄症にもならずに暮らしていけたのか?


今、腰痛対策としてマッケンジー体操やウィリアムス体操を実行している人は、それぞれの体操の効果が正反対であることを知り、俺のようにマッケンジー体操だけをやりすぎて脊椎菅狭窄症になったりしないようにうまく調整して腰痛対策を続けたほうがいい。