ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

個人的妄想...俺の「脊柱管狭窄症」の原因

 

いま、整形外科の整体師とネットから教わった「リハビリストレッチ」をわりと真面目に続けていて、発症当初のような右足裏側の筋肉の痛みと痺れは軽くなってきている。
最悪の時には10メートル歩くにも激痛で立ち止まって休まざるを得なかった「間欠跛行」の症状も、今は1キロくらいは休みなく歩けるようになった。
本当はもっと歩きたいのだが、このところの「体温越えの猛暑」の日々では散歩も控えざるを得ない。

 

という現在の状態から、こうなっちまった原因を自分なりに考えてみた。

思えば腰の故障と言うのは、初めの記憶は中学の時のバレーボール部でのギックリ腰が最初だった。
チームのエースとして東京大会に区代表として出てそれなりの成績を残した後、練習中にずれたトスを無理やりスパイクした時に「ギクッ」と来た。
体がそれなりに柔らかくジャンプ力に自信があり、大概の酷いトスでも空中で体を反らせて強引にスパイクして得点出来たので、無理をさせすぎたのが原因だった。
その後、スポーツをやる度にギックリ腰で悩まされることが続いたが、絵を描き始めてスポーツをすることは少なくなって、そんなことを忘れていた。

 

それを思い出したのが30代半ばで始めたゴルフ。
すぐに熱中して、練習もしたしラウンドも積極的にしていたある日、グリーン上で久しぶりの「魔女の一撃」に襲われた。
まさにパットのアドレスに入った時(当時は33〜34インチの普通の長さのパターを使っていた)、腰の激痛と脱力に襲われた。
グリーン上に四つん這いになり、痛みと脱力で立ち上がれない,,,当然リタイアして必死に家に帰り、整体医院に駆け込んだ。
ところがどこの整体医に診てもらっても、レントゲンを撮って状況を説明されて「安静してこの湿布を貼って」と言われるばかり。
その後治ってはまた一撃を食う繰り返しで悩んでいた時に、このブログを読んだ読者の方から「マッケンジー体操」を紹介された...これを半信半疑でネットで調べ、自分の症状に合う体操を見つけ、毎日実行することにした。

 

すると...これはなんといっても俺が証人なんだが、この体操を毎朝朝起きた時に実行するだけで、以後の30年以上「俺はギックリ腰が一度も再発していない!!!」。
他の病気で入院して絶対安静と言われた時以外、本当に1日も休まず(車中泊時も、旅行の時も、二日酔いの時も)続けた結果、(仕事でパソコンの前に座り続ける時間だって長いのに)ただの一度もギックリ腰にはならなかったのだ!
自分の体験が真実の証拠なので、同じ悩みの知り合いには紹介したが、ほとんどの人は半信半疑だったようで途中で止めてしまった...ただ少数だが「あれを始めてから腰が痛まなくなった」という漫画家もいたけれど。

思い当たったのは、この俺のやっていたマッケンジー体操が「腰を反らせる方向」への1方向だけの運動だったこと。
今状況としてある「脊柱管狭窄症」の原因である腰のあたりの脊髄は。MRIで見た限り腰を反らせる方向にズレていて(素人判断ね)、そこで狭窄が起きている。

そのことをリハビリ担当の整体医と話したら、「その可能性はありますね」「でもマッケンジー体操のおかげでギックリ腰が出なかったなら、それは一つの効能で納得できるんじゃないですか?」と。
実は俺もこの考えに至った時にそう感じていた。
あの「魔女の一撃」で受ける激痛と脱力の経験を、マッケンジー体操のおかげで俺は30年くらい経験しないで済んだんだから。
多分、この脊髄に対する影響を調整する方法も探せばあったんだろうと、今は思う。

 

だから、今マッケンジー体操を続けている方は、俺のこの経験を参考にしてそれを調整する方法も探して試して頂きたい。

脊柱管狭窄症になっちまった俺は、手術を避けてリハビリストレッチでの復活を目指す。
今は暑くて散歩も無理だが、9月になれば多少涼しい時間もあるだろう。

 

 

18番ホールが終わったら、19番ホールもいいだろうが...俺はスコア抜きの「あとハーフ」を目指したい(笑)。