ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

変わりユズ

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この猫が、手のひらに乗るサイズでうちに拾われて来たのは、いったい何年前になるんだろう?

噂では、この猫ももう決して若くはないと言うけれど...俺にとっては、いつまで経っても子猫のままで変わらない。

...どうも俺の目ってのは、猫でも女性でも印象に残った時の姿のままずっと変わらないように見えてしまう「欠陥品」らしい。
猫は可愛い子猫の姿のまま、奥さんは出会った頃の長い髪の少女のまま、かっての憧れの女性がやっぱりキッと口を結んだ昭和の美少女のままだったりするのに、違和感がない。
だから、現実の写真に撮られた姿を見て、びっくりすることが度々ある。

そんな目の俺が、絵やイラストを描き続けてもう50年と言うのだから...その進歩の無さも大したもんだ。
(みんなただ運が良かったとしか思えないので、俺はいつも周りのヤオヨロズの神々に感謝感謝の日々。)


で、「ゆず」の話だが...
こんな風に目が光ったり、色が変わる瞬間が結構ある。
他の猫を見ていても、これほど変化する目にあうことはほとんど無いんだけれど、ひょっとしてゆずは目の色が変化した時に魔力でも出している?
その魔力のおかげで、俺たちはなんとか無事に生きている?

...なんて、夏の終わりの・コロナ太りの・また暑くなるのが怖い季節の・ほんのドーデモいい話。

涼しい風に居眠りしながら、ゆずの目の色が変わるので、お気楽な妄想は止まらない...