ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

まだ夏は本気にならないけれど...

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暑い。
が、まだ夏は去年ほど本気になってはいない。

体温越えの、まるで湯船の中のような熱気はまだ無いし、寝るのに命がけになる熱帯夜もまだだし、クーラーの設定温度も27度で冷え過ぎるくらいだ。
(ただ、うっかり晴れた日に直射日光に当たったりすると、当たった部分が焦げて煙が出る(ウソ)。)


この暑さでゴルフなんてやったりすれば、確実に脈が鬼速くなって不整脈になる。
おまけにこれから感染爆発状態になった武漢肺炎のために非常事態宣言が出るだろうし、そうなったら他県への越境も自粛しなければならないし...結局家に閉じこもってオリンピックでも見ながら酒を飲んで耐え忍ばなくちゃいけない日々がしばらく続きそうだ。

それはある意味楽な生活ではあるんだが、確実にストレスが溜まっていく生活でもある。
そのストレスは、俺の場合特に腹部に溜まりやすいらしく、耐えている日々に合わせて目に見えて腹が膨らんでくる。
他人はそれを「運動不足だ」とか「酒の飲みすぎだ」とか勝手なことを言うが、それは俺の悲しみを全く理解していない誤解と勘違いによる妄言だ。

うちの奥さんも、俺が腹が出てくるのは毎晩の晩酌が悪いと責めるが、俺が心穏やかに静かに生きて行けるのは、この晩酌の時間があるから、と言うことを分かっていない。
俺には、積もり積もった後悔も焦りも悲しみも怒りも、すべて酒とつまみで流し去り、誰も責めない穏やかな生活をしたいと言う気持ちになるまで酒を飲む儀式が必要なのだ。

それに、確かに運動量は少ないが、それは「真夏の高温のもとで心臓に過度の負担をかけてはいけない」と言う医師の言葉を忠実に守っているからであり、決して怠けているわけではない。
基本暑さで動いちゃいけないこの期間、体調不良にならない範囲で自分が感じる有効な運動法は...今は、一本歯下駄での散歩が一番だと思う。
本当は普通に山歩きなんかをしたいんだけど、軟骨をすり減らしてしまった両膝がそれを不可能にしている。
しかし、5千歩程度の一本歯下駄散歩は、ふくらはぎから脛・太もも・腰回りの筋肉に確かな「使用感」と「運動した感」が残る。
ただ、欠点は俺が12センチの高さの一本歯下駄を履いて歩くとちょっと目立ち過ぎ、道行く人みんなに振り返られ、やたらと話しかけられる。
なので、車で近所の公園や河川敷などに行く場合以外は、約9センチほどに削れて低くなった以前履いた古い一本歯下駄で歩く...(これなら、それほど目だない。)

この古い下駄をまた引っ張り出したそもそもの原因は(新しい一本歯下駄を買ったのに)、その「車で行く近所の公園や川岸の散歩道」が、あの非常事態宣言で長い間封鎖になり、仕方なく住宅近辺を歩くしかなかったので、極力目立たないようにしたかった為。

それでも、運動のために散歩できるのは晴れた日には夕方5時以降(朝は仕事の都合でちょっと厳しい)。
なるべく毎日歩きたいが、この下駄でスーパーなどの店の中に入るのは床が滑って危険なので、ちょっと買い物には使えない。

 

でも...涼しくなる秋に再スタートする為には、一本歯下駄でもっと歩かなちゃあな。