ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

次の車?

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もう十一月。
始まったばかりのように感じていた一年が、もう2ヶ月で終わり。
本当に時の流れの速さに驚いてばかりだ。

気がついてみると、今のホンダステップワゴンのキャンパーにはもう15年も乗っている。
1992年に大枚叩いて(借金までして)買った「いすゞエルフ4WDのキャンピングカー」は、最低20年は乗るつもりだったのに...あの排ガス規制で、乗れなくなって10年で手放さざるを得なかった。
その代わりに手に入れたのが、ガソリンエンジンのステップワゴンキャンパー。
いすゞエルフのキャンピングカーは止まっている時には快適だが、運転自体は重い・遅い・うるさいの三重苦だったので(ちょっとした坂道では5分で自然渋滞の元になった)苦労したが、ホンダの2000ccガソリンエンジンは運転自体は比べ物にならない快適さだった。
初めてのオートマ車という事もあり、燃費を考えなければ運転の疲れは十分の一くらいの疲労度で、文句は無かった。
ただ、車中泊になった時には、狭くて着替えるのにも寝るのにも落ち着くまでには一仕事になる。

なんとか狭さを我慢して15年も乗ってきたけれど...いまも車の状態には特に問題はないけれど、「車を替えようか?」という会話が増えてきた。
あと何年運転できるかわからない歳になってきて、今の運転の楽さでいいか、もう少し車中泊の時に余裕があるものが良いか...という選択だ。
(もちろん運転も楽で止まっても快適というキャンパーはあるけれど、それは非常に高額なものになってしまう)。

問題は「金が無い」。
今の車も、15年落ちの13万キロ走行じゃあとても下取り対象にはならないだろう。
「こういうふうだったら良いのに」と考えているキャンパーはあるのだが、それで手に届きそうなのは同じくらい古いキャンパーしかない。
今の車は屋根の塗装が禿げていて汚いのが難点だが、それで雨漏りするわけではないし、エンジンも調子がいいし、他もまめにメンテしているので特に乗り続けるのに問題はない。
レイアウトの面で好みのやつに買い換えたい気持ちと、運転の楽さから言って今の車が最良という気持ちと...俺の人生の残り時間を考えて、どちらを選ぶのかは早めに決断しなくてはいけない。
金の問題がなんとかなればの話だが...一発勝負の競馬でもやろうかと考えるけど、俺の場合はフリーのイラストレーターなんて人生自体がギャンブルな訳だから、そっちで運は使い果たしている気がする(ずっと食べて来られてるという事)ので、他のギャンブルでは勝ち目はないだろう。


未練がましく買っている、ロトも宝くじもかすりもしない現在、やっぱり今の車が最後の車かな。




...当たんねえかなあ...ロト。