ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ホームでヒッコリー...(マッシーが折れた)

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12日に、半年ぶりにホームの東の宮CCに行ってきた。
これから使うヒッコリークラブのレギュラー候補が見えてきたので、それらを使っての球筋の把握や飛距離の目安を覚えるためだった。
うちの奥さんとキャンピングカーゴルフ仲間のK氏の3人で、しょぼ降る雨の中スタート。
もちろん天気予報で「すぐに雨は上がる」という情報があり、近くの雨雲レーダーでもすぐに雨雲は抜けるという情報があってこそのスタート。
2ホール以上雨が降る予報だったら絶対に雨の中スタートなんかしやしない。

雨はすぐに止み、秋らしい涼しさの中のゴルフとなった。
今回の俺のテーマはヒッコリーゴルフのレギュラークラブを10本くらいで確定させること。
なのでティーショット用のクラブとミッドアイアン・マッシー・二ブリックをそれぞれ複数持って行き(計16本)、打ち比べてどちらかに決定する為に色々な打ち方や振り方を試してみた。
飛距離もティーアップして使ったり、地面から打ったりで比べる。
パターはフェースの薄いL字パター(カラミティジェーン型)を使ってみた。
コースはウェットだが水が溜まったところもあまりなく、グリーンの状態は良かった。

ティーショットは現代ヒッコリーのタッド・モアのドライバー大きなミスはなく、まあまあの飛距離。
意外だったのは同じくタッド・モアのスプーンがティーアップすると飛距離も出てかなり使いやすかったこと...ひょっとするとドライバーより飛ぶかもしれない。
それに比べると古いヒッコリーのウッドは強度的に強くは打てず、軽く打つのもなかなか)難しく、うまくコントロールできない。
同じように長い間つか使われて生き残ってきたクラブでも、ウッドはアイアンに比べて状態の良いものは極端に少ないと感じる。

古いウッドでティーショットでそれなりに気持ち良く使えるものは、結局まだ見つからない。
これだけは新しいものにした方がよさそうだと今は感じている。

二ブリックは使いやすいものは決まった。
ヒッコリークラブの世界で、「トム・スチュアート」のアイアンが評判が良い理由もわかった。

ミッドアイアンは俺には成功率5割...どれも飛距離が安定しないので比較結果が比べられない。
ま、これは俺の腕が悪いせいだけど(ティーショット以外では使えないか?)。

問題は130~160yくらいを打つつもりのマッシー。
持っていった3本のうちの1本が、フェアウェイ残り160ヤード、やや打ち下ろしで、木の枝を避けて大きく右からフックで回して打とうとして...ダフったりトップしたわけではなく綺麗にボールに当たった途端に折れた。
インパクトと同時に「メキッ!」「スカッ!」という感じでボールと一緒に前方に飛んで行った。
この前のウッドが折れた時の「ボキッ」というシンプルな感じではなく「メキメキッ」という感じに近い折れ方。
後で調べてみると、表面からのチェックやトントン叩いた感じではわからなかったが、ネックに古くからの傷があった。
中心に向けて両側から数ミリ変色していて、かなり前から傷が入っていたことが分かる。
まっすぐ打つ分にはもっていたけれど、今回は無理にフック回転をかけたためにシャフトに「捻れ」の力が加わって、元からあった古い傷から木目に沿って剥がれ割れるようにして折れてしまったようだ。
ヒッコリーシャフトは「曲げる力」より「ねじれる力」に弱いということは知ってはいたんだけど。

とりあえずの目安につけていたスコアは、どちらのハーフも48くらいだったが、パー3での連続OBやアプローチでのシャンクの連続など、クラブに慣れていないためのミスの大叩きが数ホールあっただけで、ある程度のスコアの目安はついた。

結局今の状態で、ウッドが今でいう1・3・5番、アイアンが二ブリック2本、マッシー二ブリック、マッシー2本、ミッドアイアン2本の計10本となりそうだ。
(これはもう少しクラブを使えるようになれば7~8本になると思う)
幸い折れたマッシーはまだ予備が数本あるので、これで行けそう。
ただ、どのクラブでもフックやスライスを打つとクラブ破損のリスクがあるので控えた方が良さそう...ということは理解しても、それじゃこういう俺のゴルフの楽しみが半減してしまうのが悩み。


次のヒッコリーゴルフの予定は11月6日の漫画家コンペ。
別に練習はしないけど、楽しみだ。