ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

今年2ラウンド目 ヒッコリーでハーフオープンコンペ(スプリングフィルズGC)

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10月15日、今年2回目のゴルフとして一人でスプリングフィルズGCの9ホールコンペに参加した。
自分の都合だけで天気次第で雨天中止にする場合があるので、一人で気楽にゴルフをしようと思えば「一人参加OK」のオープンコンペに参加するのが、俺にとっては一番手っ取り早い。
今回は1回目と違って、18ホール通して真面目にヒッコリークラブでゴルフをするつもりだったので、コースは何回かプレーしたことのあるスプリングフィルズGCを選んだ。
コースとしてちゃんとした作りなので、今の俺のヒッコリーゴルフのチェックになると期待して...難しい方のインスタートで、ヒッコリーでどんなゴルフが出来るのか?
前夜はかなり雨が降っていたが、当日は雲も高く、天気が崩れるのは太平洋沿岸地域だけという予報もあって、プレーにはちょうど良い気温と風の具合となった。
ハーフコンペの結果は1ロスト2池ポチャがあって、トータル49。
狙い所のパー5とパー3がうまくダボとパーとに分かれたのだが...残念ながらパー3のダボとパーが逆になってしまって、悔しくも参加賞のみの13位。
狙いは45を切る事だったが、49でもゴルフ内容は1回目のラウンドよりずっと良くて、「これならヒッコリーゴルフを十分楽しめる」という自信が湧いて来た。

ティーショットは、ある程度の方向性と狙い所に打てた...飛距離と打感はこのタッド・モアのウッドでは満足出来ないのだが、球筋が「逆だま」などの大きなミスになったものは無かった(フェードしきれずに池とか、曲がらずに林とかはあった)。

セカンドを打つのに、150yまでの距離ならある程度ピンを狙う事ができるようになった。
140yまでは手持ちの百年もののマッシーやマッシー・ニブリック、ニブリックでピンを狙うゴルフが出来るのだが、150yになると松村博士の作った8wだけがピンを狙える。
それ以上になるとミッドアイアンのはずだけど...これがティーアップしているならまだしも、フェアウェイやラフにあるボールをきちんと打てる技術は俺には無い。
ともかく薄い鉄板一枚のクラブヘッドのスイートスポットの狭さと、百年経ったヒッコリーを「ダフらせちゃいけない」「トップしちゃいけない」と壊さないように打つクォーターショットの難しさ...(フルショットは壊れる可能性が高いのでできない)。
むしろミッドアイアンより5wを短く持って、コントロールショットで150y〜180yを狙ったほうが易しいと感じる...なので、今はその距離感をつかむ練習をこのラウンドで何度もやってみたが(結果は5回やって成功1回)...情けない(涙)。
スコアにはならなかったが、こういったことを実践ラウンドで真面目に試しながらの1ラウンドトータル96打は、自分にとっては「慣れれば10打なら縮められる」という密かな自信に(笑)。

パターはすっかり松村博士の作ってくれたロングパターに慣れて来て、長いパットも「狙いに行ける」感覚。
ちゃんとラインを読めさえすれば、いい結果はきっと来るだろう...問題はむしろ、老眼の進む自分の目の方だ。

アイアンは、悪いライやラフは現代物のタッドモアのアイアンを使うのだが、自分ではどうしても「百年ものより打感が鈍い」と感じてしまって物足りない。
今風のバンスもついているのでニブリックなんかはバンカーもアプローチもずっと易しいものなんだけど。
ただ、マッシーやマッシーニブリックは集めた百年ものの程度が良いものが何本かずつあるので、早く良いライ用の正レギュラーを決めたい。
しかし、長い時間かけて集めた古いヒッコリークラブは製造年代も製造国も材料もどれも全く違うので、一本一本重さや長さ、ロフトやライ角、シャフトの太さや硬さやしなり具合が全く違う。
距離だけで合わせると、一打一打・一本一本構えも打ち方も変えなきゃいけない(笑)。
その違いをまだラウンド数が少ないので覚え切れていないのが、いまだにヒッコリーゴルフでのレギュラークラブを決め切れない理由...打ってみて「あ、このクラブはそうだったっけ」てのが結構多い。
まあ、これもヒッコリーゴルフの楽しみっちゃあ楽しみなんだけどね。


とりあえず「残り少ない時間」を感じて、大急ぎでラウンドを楽しんでいる。
今週は、賞品の「肉」を求めてトミーヒルズ(旧双園)でのハーフオープンコンペに参加予定。
短くてトリッキーで昔は苦手だったけど、ヒッコリーゴルフならぴったりの距離とレイアウトだと思っているコースだ。


天気も悪くないようだ。
なんとか90切りを目指してみよう。