ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

カテーテルアブレーションの再手術...つまり、不整脈の再発だ

 

5年前に受けたカテーテルアブレーション手術によって、しばらくは不整脈を気にせずに生活し、仕事をし、ゴルフを楽しんで来れた訳だが...5月28日朝からの発作が回復せず、今月中に急遽カテーテルアブレーションの再手術を受けることにした。

俺の不整脈は心房細動による不整脈で、心室細動が原因の不整脈のようにすぐに死に直結する恐れはないが、不整脈が原因で血栓が出来てそれが心筋梗塞脳梗塞を引き起こすことは多いと言う。(長嶋監督や西城秀樹、それにうちの母親の脳梗塞もこの不整脈が原因の脳梗塞だった。)

5年前に手術を受ける際には「この手術が根治療法になる」と言われていたような気がするが、ネットで調べてみると5年後の再発率は10〜30パーセントはあるらしい。
人によってはそれ以上の確率で再発する、とかの意見もあるが...何れにしても、その場合は「再手術」をすれば不整脈を抑え込めるとの意見では一致している。

今の俺の状態は、普段53〜57くらいだった脈拍が90〜100になったままで、ちょっと動くと110〜120を越える。
そうなると気持ちが悪いのと息が切れるのとで、集中力が出ず仕事も運動もやる気が出難い。
この「不整脈状態」、俺は心臓周辺の違和感と気持ち悪さで不整脈が出たことがすぐわかるのだが、人によっては自分が不整脈を起こしていることが全く自覚できずに血栓を飛ばして、脳梗塞心筋梗塞を起こしてしまう人も多いらしい。
ひょっとすると脳梗塞心筋梗塞になった人の大多数は、「不整脈持ちだったのでは?」 ...自覚がなくても、みんなまめに脈のチェックはしたほうがいい。

ま、先週土曜日に検査したとこじゃ、心電図では先生曰く「不整脈が出っ放しだねえ」。
レントゲン・心臓エコー・血液検査でも俺が感じていたより結果が悪く、おまけに不整脈の発作が起きた時に飲むようにと言われていた「タンボコール」も全く効かず、「効かなくなっているからすぐに服用をやめましょう」。

秋のシーズンにボールを引っ叩きたいなら、その方法は再手術と再治療で不整脈を治す他は無く、あの小っ恥ずかしい毛剃りやら、尿意に苦しめられる尿管挿入やら味の無い病院食らに耐えて、来週には入院となる。

今年前半シーズンは、あの初ラウンド中にビリっと来た左足ふくらはぎの「肉離れ」で、全てが終わった気がする。
まだ十分筋肉の残っている俺自慢の「太い」ふくらはぎだが、何ヶ月も激烈な痛みで十分に歩く事も出来ず、今年は一本歯下駄をまだ一度も履いていない。


ちょうど季節は梅雨入りとなり、その後強烈な夏が来る。
元気でも太陽から逃げ回り、お休みする季節だ。
俺はまずアブレーション手術を乗り切って、体調を調整し、今年は秋のゴルフに全てをかける(笑)。

(次回から、入院までの合間に今回の不整脈の再発作の原因を考察してみる。)