ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

忘年ゴルフ&宴会...(漫画家のオッサン達の楽しみ)

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ここの所数年は、一年の最後のゴルフ(打ち納め)は漫画家の石井貞義氏の主催する房総の漫画家コンペ「タコスケカップ」でのゴルフ&宴会になっている。
この会の主体は石井氏達50代の漫画家が中心だけど、そうした人達より10年程上の俺と同世代の人間も大きな顔で参加している。
原作者の「小堀洋」氏とか漫画家の「松田一輝」氏など数人が俺と同じ年齢で、彼等とは同じ時代を同じ様な業界で生き抜いて来た「戦友」として話が弾む。

俺と同じ世代の人間は既にゴルフ熱中時代は過ぎていて、ゴルフをやや斜に見て楽しんでいる所があるが、中心となっている50代の作家達はまだまだゴルフの話を始めると熱く真剣に時間を忘れて語る続ける。

今回のコースはベルセルパ市原コース。
前夜に近くの道の駅「たけゆらの里おおたき」に行って前夜祭...この前はうちの奥さんと止まった場所だが、この日は夜中から雨が降り出した。
その雨が朝方迄だんだん強くなるように降り続けて、車の屋根に当たる雨音が半端じゃなく大きく騒がしくなって行く。
12時過ぎ迄飲みつつ本を読んでいたが、それから布団の中に入っても屋根が騒々しくて寝られない。

うとうとしている間に明るくなって来て、6時頃にやっと雨が止む...が道にはあちこちに大きな水たまり。
コースに着いても、やはりバンカーには池が出来ているし、芝のあちこちに水が浮いている様な状況。
7時過ぎにはほぼ快晴の天気になって風が吹きだしたので、早いうちにフェアウェイもグリーンも乾くだろうと思われたが、やはり心配なのでヒッコリーの百年ものの使用はやめて、現代物のヒッコリーでのプレーを決める...本心は今年最後のラウンドは百年もののヒッコリーで楽しむつもりだったんだけど。
現代クラブのキャディーバッグも持って行ったけど、流石に晴れるとそれで遊ぶ気持ちは無くなった。

午前中は短いパットを外し続けて、結局45...もう今はどんなタイプのパターを使っても短いパターで入れるのは諦めている。
アンカリングしたロングパターを十年以上使って来た所為か、短いパターを使う時には自分が病気である事を自覚せざるを得ない。
もう本当に「入るパットが打てない」。

午後はヒッコリーアイアンがろくに当たらなくなって来た。
破損させるのが嫌な為に、「手が縮んでいる」のを自覚する。
ウッドもおかしい。
集中力がまるで無いのが判る...気持ちは良いのだがゴルフに集中出来ない。
最終ホール、ティーショットが右ラフ(スイングが出来なくなっているのが判る、自分でスイングしたいと思ってないような体の動きだ)...それがロスト。
隣のホールの人が何か拾っていたのは見えていたから、ボールを間違えて持って行ったかもしれない...そこで前進4打でドロップして...それがやはり大根切りで右ホールワンペナ、それを何度も繰り返して、やっと乗ったグリーンで何かやる気も無く4パット。
注意して数えてみると、多分13。

「あ~あ」と言う気持ちと、「どうせならこれでハンデが増えて、次にはヒッコリーで優勝を狙えるくらいにならないかな」で、数えると56...よし、多分ブービーだからハンデが増える。
...と思ったら結果はビリから3位。
本来は3位ではハンデをあまり増やしてもらえない所を、なんとか強引に8にしてもらう(7かもしれない)。
ハーフグロス40なら、ヒッコリーでも可能性はあると思うけど、グロス39ではスコアをまとめようと言う気にもならない。

これで今年のゴルフは終わり。
来年の予定は全く無い。
来年は全部ヒッコリーで楽しむつもりだから、多分初打ちは3月くらい。
でも、その頃は花粉症が発症していて、本当に楽しむ事が出来るのは半年後の5月末くらいになるはず。

宴会はゴルフの話やら仕事の話やらで盛り上がる。
1次会は宴会場、2次会はカラオケ、そして11時頃には部屋の一室に酒を持って集まって、ワイワイと。
みんな若い...と言うより子供のようだ。
こういう宴会では世のオッサン共は「女、オンナ」と騒ぐのが多いだろうに、この会はそんな事言うのは一人も居ずに、熱く熱くゴルフと仕事の話ばっかり(笑)。

このコンペの次の予定は「2月はじめ」だと...でも、いくら房総でもその頃は真冬の真ん真ん中。
俺は、ちょっと参加するのは無理だろうなあ。