ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ゴルフ...これから俺は何をしたいのか?

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去年の12月末から、もう丸5ヶ月間ラウンド無し。
そろそろ季節も最高気温が30度に達する日が出始めて、その後雨の多い梅雨になり、それに続く真夏の酷暑の日々へと変わって行く。
雨や暑さで、何にもなくてもゴルフをやらない季節...俺にとっては、今年のゴルフの前半シーズンが終わり、シーズンオフになる訳だ。

最近の生活形態を変えてしまった「武漢肺炎」は、まだ落ち着かずに第2第3のパンデミックの不安は続く。
うちの奥さんは治療そのものは夏が終わるまで続き、治療が成功してもゴルフを再開する体力や免疫力はしばらくの間は回復しないだろう。
無理をしないで今年いっぱいは静養し、来年に向けて徐々に体力を戻していこうとは思っているが、ともかく元の病気を治すためにも「絶対に感染症にかからない」のが一番大事なので、ゴルフを再開出来るのがいつになるかは全く不明。

俺は、まず感染症を持ち込まない生活をする事が一番大事なので、他人との接触をどうすればいいかを一番考えている。

治療がうまくいけば今年の秋にはゴルフは出来るとは思うのだが、今までのように「奥さんとのツーサムで色々なコースに」というスタイルは取れないので、基本が一人参加となる。
そうなるとオープンコンペ参加か、ネットの「一人参加」用のスタート枠でのゴルフかになるが...
問題は俺がスコアをつけるようなゴルフをしたくない事...つまり、現代ゴルフの道具ではなく、ヒッコリーシャフトのクラブに糸巻きボールで遊ぶゴルフしかしたくないので、知らない人と一緒に楽しめるかどうか...こういうゴルフを嫌がる人がいるかもしれない。


今年全く使っていないヒッコリークラブは、地面に擦れて出来ていた純鉄の美しい打痕もすっかり錆びて黒くなってしまった。
俺は今はこういうクラブで糸巻きボールを引っ叩いていれば楽しい。
(もしこれが楽しくなくなったら、多分もうゴルフを続けるつもりはない)。

面白いのは、以前は「短くてトリッキー」で嫌だと思っていたコースが、ヒッコリークラブと糸巻きボールを使うことによって「変化があって面白い」とイメージが変わった事。
おかげで安くて人気のないコースでも十分楽しい。
ただ...それも「奥さんが一緒のツーサムプレーであってこそ」という事に改めて気がつく。
「一緒に回るゴルファー」と言うのは、本当に大事なのだ。


今、俺が漫画家コンペで一緒に回る人も、ネットで知り合った気のいい方々も、実はみんな10歳以上年下。
彼らとのプレーは本当に楽しい...ただ、ナイスゴルフプレーヤーである彼らが色々と気を使ってくれることが、ジジーには少し心苦しい。

結構長いゴルフ暦となってしまったジジーゴルファーだからこそ言えることがある。
それは、本当に無心になって競える同年代のライバルや、(腐れ縁でも)遠慮なく悪口を言い合って楽しめる同年輩のゴルファーの存在こそが、ゴルフを楽しくさせる最大の要因である、と言う事。


まだ間に合う若いゴルファーさん達、ゴルファーの一番の宝物は一生付き合える同年代のゴルフ友達だ。
もしゴルファーとして尊敬し、その上で「永久スクラッチだ!」なんて奴と出会えたら、あんたのゴルフ人生は絶対に幸せなものになると保証するよ。