ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

ヒッコリークラブの手入れ

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ゴルフは夏休み中なんだけど、この2~3日は真夏にしては涼しい「ゴルフ日和」の天気が続いている。
どこかでやれば良かったなあ、との思いもちょっとある...が、8月は身体の為にお休みと決めていたのでしょうがない。

今ゴルフ関連でやっているのは、集まったヒッコリークラブを練習場に持って行って「使える」かどうかを一本一本チェックする事。
アイアン関連では、まず圧倒的にシャフトの短いものが3本くらいある。
打った感じも状態も悪くないのだが...これは身長の低い人用なのか、子供用なのか?
あまりに前傾が深くなり、腰に来そうなので自分には使えない。
それとシャフトの曲っているものと、ヘッドの緩いものはダメなのだが、今はそう言うものが無い。

ウッドでは、振った途端にダメなの滅茶苦茶に軽い奴...今回2本そう言うのがあった。
全くヘッドの重みを感じる事が出来ず、とても使えない。
そしてその2本はやはりシャフトが短かったので、ひょっとしら非力な女性用なのかもしれない。
ただ、ウッドでははじめからトウダウンしてたり、スライスにフェースが開いてるようにシャフトが変形したものが2本...これは使えないだろうなあ。

そして「やっぱり」、と言う感じであったのが、写真のようにハーフスイングで一発打った途端にネックにヒビが入ったもの。
もう少し強く打ったら間違いなくヘッドは飛んで行ったろうと思う。

これは自分で接着して糸を巻き直すだけで使えるかどうか...



そして、ヒッコリークラブに対して自分に出来る数少ない事の一つが、グリップへのテープ巻き。
百年前後経っているヒッコリークラブには、ボロボロになっているか、腐っているか、カチンコチンになっているかと言う問題のあるグリップが巻いてある事が殆ど。
そしてこういうグリップはカビが生えていたり臭かったりする。
ごく少数、後年巻き直した様な「まだ使える」グリップが巻いてあるものがあるが、これは例外。

で、自分で試行錯誤した結果、よっぽど腐っているもの以外はヨネックスのテニス用グリップテーブを古い皮グリップの上から巻く事が、一番簡単で効果があると判断した。

こんな事をやってみると、やはり集めたクラブの3分の1は「全く使えず」、3分の1は工夫すれば「なんとかなるかな?」。
きちんと使えそうなのは3分の1くらいだけど、これらのクラブならフルショットをしなければしばらく遊べそうだ。

これもまた、ヒッコリーゴルフ遊びの一つの喜びかもしれないかな...