ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

手術20日後のゴルフ

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6月5日、5月15日のカテーテルアブレーションの手術から20日だが、千葉県の多古ゴルフクラブでの漫画家コンペ「タコスケカップ」に参加して来た。

手術から20日と言う事で、参加する事にはちょっと迷いもあった(普通は1ヶ月くらいは安静にしているものらしい)。
ただ、家であまり酒も飲まずに大人しくしていて時折散歩するくらいだと、不整脈の起こる原因が殆ど無く「何も心臓に変化無し」が当たり前なので、自分としては「アブレーション」のおかげで不整脈が起きないのか偶然起きていないだけなのか判断出来ない。

6日に手術後初めてのN先生の診察を受けるので、何かそのチェック出来る材料を今日のゴルフで発見出来ないか、と言うのが正直な参加の動機で、もし不整脈が起きて酷くなれば途中でもリタイアするのも選択肢に入れていた。

日頃の行いが良い為か、天気は晴れで気温も上がらず、涼しい高原の様な風も吹いて、今時としては最高のゴルフ日和になった。
ただ今日のゴルフの注意点として、先生からは「激しい運動は控えて」と言われていたので、「フルショットは無し」と「ボール探しも無し」「ミスに怒る事も無し」と言う事を頭に刻んでおいた。

まずは前夜の車中泊...「道の駅でのゴルフ前夜祭」も、不整脈の切っ掛けになるかも、といつも通りにやる事にした。
ただ、酒は500mlの缶ビールのみで、摘みは少々、午前0時には寝るようにした。

でも、やはり「ゴルフは遠足と同じ」と言う所は今も変わらず、0時に寝たのに4時過ぎには目が醒めてしまった。
その後はよく眠れず、結局やや睡眠不足でゴルフ場に向かい、「今迄だったら間違いなく午前中から脈の飛び」が出る状態だと自覚。
もし乱れて来たら、最悪数ホールでプレー中止を覚悟してのスタートだったが...途中何度も脈をチェックするが、特に変わりは無し。
多少速くなっても、脈の飛びや乱れは午前のハーフで発生しなかった。

「今迄だったら、間違いなく脈が飛んでいる状態だよなあ」というのが正直な感想。

「本当は特に飲みたい訳じゃなかった」けれど、昼には食事の他に生ビールの中ジョッキを頼んでみた。
これなら今迄だったら確実に多少は脈は乱れるポイント...もし乱れたら、どのくらいの時間で回復するのかしないのか?
それを知りたかった。
...ちょっとやり過ぎとも思える自分の実験だったけど、結局午後のラウンド中も不整脈は発生しなかった。
今迄だったら間違いなく発生していると言う自覚があったのに。

今さらながら、カテーテルアブレーションと言うのは凄い治療法だと思う。
先生は1ヶ月は安静にしていて、完全に治療効果が安定するのは3ヶ月後と話してくれた...その間はやはり不整脈は発生してしまう可能性が高い、と。
だから、「不整脈が治る」と言う事は3ヶ月はノーカウントと考えてくれ、と言っていた。
なのに...自分では今回の様な状況では間違いなく不整脈は出ると感じていたのに、全く出なかったとは...。

もちろん今日の天気が、晴れたのに気温も低く良い風が吹いて、全く体力を消耗しなかったのも有り難かったし、敢えて無理な運動をしなかったのも、興奮もしなかったのも良かったはず。

明日は、退院後初めての検査と診断。
今日の結果を報告出来るのは嬉しい。