ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

(カテーテルアブレーションやったのに)不整脈が再発するってさ...

まず、あれから5年経ったんだから俺も5年歳とって...心臓だって老化したってことだ。
年齢は、自分で自分の歳にいつも驚く...これって、もう完全な「ジジー」の歳じゃないか!
それは当たり前に十分分かってるんだけどねえ...

カテーテルアブレーション手術で不整脈を完治させる!」ってのを信じて前回手術に踏み切った訳だから、「再手術」には「またかよ!」の思いが強くなるのはしょうがないだろう。
それに俺もね...正直酒はやめなかったし(量は減らしたさ)、血圧は下がんなかったし(降圧剤は何種類も飲んでるんだけどね)、体重も減らせなったし(幸せなことに飯が旨いんだ...生きてるってのは食う事だからね)...なんて十分俗物暮らしを堪能して生きて来た訳だから、薄々「もしかしたら、ヤバイかも」とは思っていたんだ。

しかし、ある日の朝「また発作か」なんて不整脈が、脈が普通に100を越え、何日経っても元に戻らない、なんてなるとちょっと焦って来る。
ネットで調べると「術後の再発」って言うのは割と普通にある事みたいだし、「2回あるいは3回のカテーテルアブレーションですっかり調子が良くなった」なんて記事も結構見かける。
そうかよ、カテーテルアブレーションってのは、1回で完治するものじゃなくて複数回やるものなんだ...(それで結果は、かなり良いみたいだけど)

そして、前回執刀してもらったN先生にメールして相談すると、すぐに先週土曜日に色々な検査...まあ、結果は(18ホールを無事にホールアウトするには)再手術しか無いって、覚悟していた通りに。


ほぼ前回と同じ流れでの、来週入院・手術・再来週退院のスケジュールを決めた。
先生は「これでもう、棺桶に入るまで再発はしませんよ」と笑う。


...問題は「いつ棺桶に入るか」なんだけどね(笑)。


てな訳で、今は入院の間の仕事を前倒しでやっている。
再手術までして治すんだから、人生もゴルフもまだまだ終わる訳にゃいかないんだ、ってね。


...若い頃ある程度真面目に運動をやっていた人は、自分が不整脈を持っているか調べたほうがいい。
鍛え上げて、スポーツに適した心臓になった選手達は、その運動をやめてあまり動かなくなった後に不整脈になりやすい。
例えば、俺のその辺の話を聞いた増田明美氏は、「長い期間走っていた長距離ランナーたちに不整脈に悩まされている人が多いので相談に乗って欲しい」、と言われた。
(確かに、かってのランナーたちの心臓は不整脈を起こしやすいだろう。)


ともかく、脳梗塞心筋梗塞を起こさないために、用心に越したことは無い。