ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

久しぶりの家族ドライブ

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下の娘が「遅めの夏休みをやっと貰ったから、清里に行って牛に触りたい」なんて言い出した。
清里は私が高校時代...まだ小海線をSLが走っていて駅前には店が2件しかなかった頃から、学校寮群の中に高校の寮があった為に馴染みがあった。
清里は、その後一世を風靡したアンアン・ノンノと言った流行の雑誌によく取り上げられたため、「若者向け」と称する悪趣味の権化の原色トンチンカンの駅前となってしまったが、その原色駅前商店街が今や「廃墟の街」としてネットで有名になっているのには隔世の感がある。
まあその駅前には関係なく、「清里」は娘達の小さい頃から清泉寮や周辺の牧場に遊びに連れて行った「高原らしい高原」なので、娘達のお気に入りの場所となっていた。
(下界がクソ暑い時にも、朝晩はセーターが必要な程の高原の気候が大好きなんだとさ。)

とりあえずは牛に触って、清泉寮のソフトクリームが食べたいと。
上の娘は趣味のコミケの〆切間際で、行きたいけど到底無理なんだとか。

スタートは夜の7時半。
予定では小淵沢の道の駅で夜10時半迄受け付けている温泉に入って、道の駅車中泊
が、いきなり首都高渋滞(考えてみれば金曜日の夜だったので当たり前だった)...やっと抜け出て中央高速、飛ばせば大丈夫と言う時間、少し走ると看板に「事故渋滞13キロ」。
絶対に温泉は無理となって、行き先は美しの森山駐車場での車中泊に。
ところが須玉から上がる程に霧が出て来て、清里近くでは殆ど先が見えない濃霧となって...見えない為に駐車場を通り過ぎて、やっとたどり着いたのは12時近く。
それでも麓のセブンで買ったおでんをつついてささやかな宴会...すぐに二人は上で就寝、私は本を読んで2時近く迄(これが楽しみなんだからしょうがない)。

翌朝8時前...やっぱり天気は濃霧と小雨。
霧でなんにも見えないし牛も外に出ていないので、ここは諦めて娘が見たいと言っていた旧碓井峠のめがね橋へ。
小雨は降っていたが、二人はこのめがね橋から遊歩道を軽井沢側へ歩く事に。
こちらは車で先回りして、車を停められる場所からこの旧鉄道施設に入り、逆方向から合流。
その後旧軽銀座でそれぞれお土産を見て、日光へ。
途中沼田の望郷の湯でゆっくり休み、やはり濃霧の金精峠を超えて戦場ヶ原赤沼の駐車場へ。
この場所で車中泊2日目となるが、宴会の後外に出ると...先ほど迄の霧が急に晴れて、本当に久しぶりに見る満天の星!
低く北斗七星が横たわり、ミルキーウェイもはっきりと。
それぞれが納得する流れ星を見る迄佇んで、二日目の終わり。

日曜日は奇麗に晴れて、気持ち良い高原の朝...ただ早く起きてしまったので、まだ竜頭ノ滝の茶店も普通の店も開いていない。
紅葉にはまだ早く、雨のおかげでスッキリと好き通った景色と水量の増えた流れの音を聞きながら、動物に触れる大笹牧場を目指す。
途中霧降の滝でのんびりして森林浴散歩。
大笹牧場ではまずヒツジやポニーに触れる事が出来て満足した娘は、次に名物のジンギスカンの焼き肉ランチ。
だんだん観光バスやバイクの群れが集まるようになる中、早めにここを後にして下道を自宅へ。
途中道の駅に寄り道しつつ、B級グルメを楽しみつつ、700キロあまりのドライブを終えて早めに自宅に帰り着く事が出来た。

家族サービスでちょいと疲れたけれど、今週からは俺のゴルフシーズン開幕。
基本的にはヒッコリーゴルフ。




楽しむぞ(笑)。