ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

年に一度の家族旅行...2011年

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子供達も自分で仕事を持つようになると、「家族」で旅行をするなんて事は年に一度がやっとの事。

今年は長女が4日を休めないというので、はじめは家族3人と一匹で車中泊をしながらの旅になる予定だった。
が、折角年に一度なんだから家族全員で、と2日の夜に長女を迎えに行き、そのまま家族4人と一匹で3日一日の旅をしようという事にした。
もしその後も旅を続ける気なら、3日の夜に長女をアパートに送ってから再出発すればいいだろう、と。

とりあえず、向かったのが小淵沢の道の駅と、それに隣接する「延命の湯」。
この温泉施設「延命の湯」は、受付終了が23時、温泉には24時まで入れるので、車中泊には実に都合がいい。
道の駅には22時半頃到着して、23時半まで温泉に。

今のキャンピングカーは、4人で寝るにはセットがちょっと面倒だし、狭いのだが...
大汗かいてベッドメイクして、翌朝は5時半起き。
娘達が楽しみにしている清泉寮の朝食をとり、紅葉を楽しみ...そのあと娘達は子牛と戯れるつもりだった。
しかし、今年は「伝染病予防のため」に、牧場内立ち入り禁止とか。

がっかりする娘達に他に行きたいところを聞くと、「紅葉の奇麗なところ」というので、高校で行って以来の昇仙峡に行く事に。
娘達には、のんびり馬車に乗って紅葉見物と奇岩怪石を楽しんでもらうつもりだったのに、馬車乗り場への到着が遅くなって、馬車は既に終わっていた。
天気も、もう一つ晴れなくて、折角の紅葉がくすんでいたのも残念。

それでも、あちこちでつまみ食いをしたり、ロープウェーに乗ったり、お土産を買ったりで楽しんではいたようだ。

そして、始めての大旅行になった「柚」。
旅行が二日から三日になる事も可能性があったので、当然の事として旅の道連れに。
一番後ろの座席の下にトイレを用意して、助手席の足元に餌と水とを入れた皿を用意して、柔らかな毛布の上で寝るように準備した。
はじめは興奮しておびえていたようだったけど、すぐに慣れて写真のようにじゃれて走り回っていた。
しかし、子猫を車に置いて、人間だけが見物に出かけるので、帰って来た時に車の中で柚を見つけるのが大騒動。
心細くなると、狭い小さな場所に入り込んでしまうので、車のキーを開けると4人全員で子猫探しになる。
うっかり車内に入って子猫を潰してしまったりしたら大変と、おそるおそる名前を呼びながらの捜索。
見つけると、全員ほっとして座席に着く事が出来る。

...一日目の終わり、長女をアパートまで送り届けるのだが、その後も旅を続けるつもりだった次女が風邪気味。
それが移ったらしく、うちの奥さんも頭が痛いとかで風邪薬を飲む。
そして自分自身も、1日にゴルフ、2日の昼間はずっと仕事、2日の夜になってからずっと運転しっ放し...身体が非常に重く感じて、山道や階段を歩くのが非常にしんどい。
おまけにゴルフと座り続けのためか、腰がぎっくり腰一歩手前の違和感で一杯。

3人で相談して、今回は4人一緒の一日旅行で切り上げる事、意見一致。
子猫もストレスを感じないうちに帰ろう、と。

正直、長女を送り届けた後、自宅に夜の11時半にたどり着いたときは、疲労でボロボロの状態。
酎ハイを飲んで、倒れるように眠り込んでしまった。

まあ、いろいろと思惑通りには行かない旅行(今回は「旅」にはならなかった)だったけど、家族と一匹で気分転換出来たなら、「よし」として良いだろう。
最後に長女の行きつけのイタリアンレストランでの、お勧めの料理も「当たり」だった事だし。

今日も疲れが取れず、体重が100キロ以上あるように感じている。
もう若くはない...もう少し、休まなくては。