ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

集めたヒッコリークラブのその後

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松村博士の知らせから火がついた、オレのヒッコリーブーム。

以前から持っていた2本のヒッコリーで、今迄もラウンド中にある程度は糸巻きボールで遊んではいた。
しかし、今回オクで一気に十本以上のヒッコリークラブを安く手に入れてからは、「ヒッコリークラブだけのラウンド」が現実のものとなって、オレのゴルフに対する楽しみが大変動している。
前回のホームでのハーフラウンドから、ひょっとしたらこっちの方がこれからのゴルフのメインになるかもしれない...なんて。

さて、今迄あったのを合わせて、集まったヒッコリークラブは計17本。
内訳はウッドが4本、アイアンが13本。
そのうち、ウッド一本はソールにヒビが入っていて、今は自分でそのヒビを削ってエポキシで固めて使えないか検討中。
そして他の3本のうち、写真に乗せた一本はソール迄シャフトが貫通しているので、剥がれかけている部分を木工用セメダインで接着しタコ糸で縛って強度的には使えるようになったんだけど...いざハーフショットでも打ってみると、これがとんでもないクラブだった。
他の3本はヘッドの形状もシャフトの長さも柔らかさもそれぞれ違っているが、丁寧に振ればちゃんと当たってそれなりの軌道で飛んで行くし、打感もそれぞれに悪くない。
しかし、このGIBSON SPECIAL PERCIMMONと言うヤツは全く当たらない。
当たってもとんでもないボールしか出ない。
まずロフトが立ち過ぎている...構えるとフェースが見えないし、極端にフェース面積が小さくて(もちろんヘッド自身も小ぶりなんだが)、きちんとフェースに当ててもまともに飛んで行かない。
スチールシャフトのパーシモンも何本も持っているけど、これほどロフトの立ったパーシモンヘッドは見た事が無い。
ソールがそれほど痛んでないのは、使えなかったからでは無いだろうか(自分的にはこのクラブはナシ)。

アイアンはすぐにヒビが入ったのがミッドアイアン1本。
そしてヘッドの後ろに鉄板が貼付けてあった1本は、あまりの重さに使えないと判断。
そして、練習場で打ってみて非常に打ちやすいのに打つ度にギシ・ギシとなるミッドアイアンが、やはり使うと危険と判断してボツ。
スコットランド製のAbe Mitchell 2 MID IRONと書いてあるが、ネックにピンが打ち込まれていてその部分からシャフトにヒビが通っているが見える。
ヒビは新しいものではないが、多分ヒビの部分にピンを打ち込みネックを絞って修理したのではないかと思う...打てるのだけど、打つ度にネックから音が聞こえるのは不安なので使用はしない事にした。
これは打ちやすいクラブなので非常に残念だ。

残った(ハーフショットで)使えるクラブは、ウッド2本、アイアンが8本の計11本。
他にパターが2本...うち一本はシャフトが釣り竿の様に曲っているので、とりあえず使わない。

アイアンの内訳は、ロングアイアンとも言えるミッドアイアンが1本。
ミドルアイアンと言えるマッシーが3本。
ショートアイアンとウェッジとも言えるニブリックが3本に、マッシーニブリックが1本。

つまり17本のうち12本がとりあえず使えると今は思っている。
正直、半数が使えれば上出来と思っていたので、予想以上の結果で喜んでいる。
この12本のうちパターを含めて6本くらいでラウンドするつもりでいるが、ハーフスイングハーフショットで遊ぶのにはミッドアイアンが1本と言うのが苦しい所。
多分一番壊れやすいクラブだと思うけど、将来的には丈夫な一本を手に入れたい。
マッシーやニブリックは、どれも使ってみて意外と丈夫で長くつかえそう。


まだヒッコリーだけでラウンドしたのはハーフだけだが、来週どこかでまたハーフをこの前使ったのとは違うヤツでラウンドするつもり。
ラウンドして行く上でまた壊れてしまうものが出る可能性も高いけど、「大人しく、のんびりと、決してパーオンには拘らず」楽しめたらいい。

そしてやがては漫画家コンペもこれで行きたい...
ヒッコリークラブのゴルフってのは、なにか究極の道楽のような気がしている。