ケ・セラ・セラと生きて、セ・ラビと酒を飲み(イラストレーター渡辺隆司のブログ)

なるようにしかならないけど、それが人生...せめて酒に唄って行きますか

「何を食べようかな」って時..

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別に御馳走食べたいとか、旨いもの食いに行きたいとか、「あれが食べたい」なんて強く思うものが無い昼飯時...「身体に悪い」B級食い物が食べたくなる時がある。

中性脂肪が高かろうと、尿酸値が高かろうと、血圧や肥満が気になっていようと...安くてカロリーが高そうで、巷で評判や流行になっている「毒性・反道徳性・反知性・悪魔性」の高い「B級食品」には、それを承知で堕ちて行く快感さえ加わって、時折その誘惑に勝てなくなる。
まあ、「俺はこんな身体に良くないものを食っているんだ」と言うマゾヒストの快感もあるのかもしれないな。

その一番手は、やはりハンバーガー...特に今やその食品の汚染事件以来落ち目の三度笠の「マック」のハンバーガーが筆頭だろう。
今でこそあんなになっちまったけど、あの「マクドナルド」のハンバーガーが日本で初めて銀座三越で開店した時には、あれは流行の最先端で決して「B級食品」扱いじゃあ無かった。
その頃の一番高いハンバーガーが「ビッグマック」。
ハンバーガー80円に対して、ビッグマック200円...買うのに勇気がいるし、買えば皆に自慢して食べられるような代物だった。
間に挟んだパテなどが厚く重なって、そのままでは倒れてバラバラになってしまう為に紙の筒のようなもので支えられていて、それだけで腹一杯になるほど食べ出があった。
...時代が変わって最近のビッグマックは、簡単に片手で掴めておまけに掴むとぐんにゃりと垂れてしまう。
普通のハンバーガーなんて、見本写真の立派な厚みに対して実物は薄っぺらでグニャリと垂れる詐欺まがいの代物...以前、マイケル・ダグラスの主演の「フォーリングダウン」と言う映画で、看板写真の立派なハンバーガーに対して笑っちゃう程薄っぺらい実物に腹を立てて怒る場面があった...日本でもこうなっちゃうとはね...マックが落ちぶれるはずだ。

娘が行きたいというので行った、最近の讃岐うどんブームで開店した近所の「丸亀製麺」。
よくわからないシステムだったけど、一応注文したうどんとテンプラ。
イカ天だったけど、食べてびっくり...でっかい衣の中は薄い紙の様なイカ(らしき)一本の線!
味はコロモの味しかしやしない。
その噛み口をみんなに見せて大笑い...あんなに薄くイカを切って、あんなに奇麗にコロモを着けるなんて大した技術だ...もう行かないけど。

ラーメン...夜一杯やりながら「ローカル線ラーメン探訪」なんて番組を見るとも無く見ていると、なんだかどれも美味しそうで無性にラーメンが食べたくなる。
しかし、皆がいいと言うジローも一度守谷店に行ってみたけど、色々と並んで儀式があって面倒くさいのと、自分には「これの何処が美味しいの?」と言う感覚で、一度行けばもう結構の世界だった。
しかし昔からラーメンは結構好きなので、旅の途中や散歩の途中で色々なラーメン屋に入ってみるけど...何処もそれなりに美味しいし工夫のあとが感じられる替わりに、値段は何処も1000円前後してしまう。
そして「美味しかった」と言う割には、「なるべく早くまた行きたい」という気持ちになる程の店は無く、続けて同じ店に行く事はまず無い。
で最近は、「たまにはラーメンでも」なんて気分の時には、駅近くの「満州」や「日高屋」の普通のラーメン400円前後ので十分となってしまった。

散歩の途中や、ちょっと「別な時間」とか「ちょっとアイデアを考え直す」なんて時に、旨いコーヒーで一服したい時がある。
B級食品の話とはチョと違うけど、近所の星野珈琲なんかの珈琲専門店はコーヒーが高い割には落ち着かない....原因は、暇を持て余したかの様な「オバチャン達」。
せっかく「静かな時間を旨いコーヒーをを飲みながら」って思っているのに、大抵オバチャンのグループや二人連れなんかがいて、その大きな話し声や笑い声が耳に障り、そんな空間を長くは我慢出来なくなってしまう。
マックやモスなどのハンバーガーショップの席は、学生や仕事?をしている面々に占領されていて、落ち着く席を見つける事が難しい。
しょうがないので見つけた「マシな」場所が、ドトールコーヒー
あまり落ち着ける訳じゃないけど、今の所短編小説一編を読むくらいの時間、静かにコーヒーを飲める唯一の場所かも。


なんだか、「偏屈ジジーの安上がり食い物雑感」みたいだな(笑)。

さて、今日の昼飯は...